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キャンティレバーのスラブ(床板)が湘南の海に張り出すように大胆に設計され、目前に伊豆半島の山々や富士山など、ため息のでるような素晴らしい眺望を欲しいままに楽しむことができる。

元々は1950年代にチャールズ・E・タトル氏によって別荘として建てられ、「レッド・ハウス」と呼ばれたその瀟酒な建物は、佐島マリーナや佐島漁港などで知られる小さな漁村の中で当時から静かに異彩を放ちつづけてきた。建物はその後1986年に本田技研工業の保養所として大胆なキャンティレバー(片持ち梁)が印象的なモダン建築に立て替えられ、現在はタトル氏の曾姪孫にあたるタトル・モリエイジェンシーの森健一氏が所有している。

