
さらに、オープンと同時に鍋や包丁などのキッチンツールを数多く発表し、日常生活に寄り添ったリアルなトータルブランドとして、今までにも増してぐっと身近に感じる。ショールームオープンしてまもなく新ショールームと新プロダクトのデザインを手掛けた深澤直人氏に話を聞いた。
―オープンと同時に、多くのキッチンツールを発売されましたね。ブランドとして新たな一歩を踏み出したように感じます。
この2年間、新しい「±0」の製品開発をしてきました。生活家電が真ん中にあったら、その周りにあってそれと関係の深い雑貨も一緒にデザインしようというテーマを掲げ、開発してきました。たとえばストーブだったらストーブと同じ色のブランケットをつくったり、トースターをやるんだったらトーストスタンドやお皿もやりましょう、というようなことですね。雑貨と家電を個別にやるのではなく、全体を1つの生活用品としてデザインしようと思いました。こういう試みはあたりまえそうで実はあまりやってない。家電と雑貨では業態が違いますから。



