銀座のど真ん中にヤノベケンジ作品が出現

2012年 2月 4日 00:00 Category : Art

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 東日本大震災からもうすぐ一年が経つ。まだまだ復興にはほど遠いというのが現状だろうが、私たちは前を向いて生きていかねばならない。3.11以後、アーティストたちもさまざまな形で復興支援を行ってきた。なんらかの形で表現をし、人の心を動かす、価値を転換させる、視野を広げる… そんなアーティストの力は、きっと多くの人の心を癒してきたに違いない。

 そして、2012年2月。アートの力で復興を支援するという長期プロジェクトが始動した。三越伊勢丹が主催する「KISS THE HEART#1 キス・ザ・ハート#1 東日本復興支援アート&チャリティプログラム」である。伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越の3店舗のショーウィンドウが、約1ヵ月間、未来を見据えるギャラリーに変貌を遂げているのだ。

飯沼英樹氏の作品(伊勢丹新宿店のショーウィンドウ)

 今回出展しているのは、日本、韓国、中国の全21組のアーティストたち。銀座三越に、本プロジェクトを象徴するヤノベケンジ氏の作品を据え、ショーウィンドウを若手アーティストで彩った。プロデュースをする「TOKYO FRONTLINE」オーガナイザー、編集者・京都造形芸術大学教授、後藤繁雄氏のキュレーション基準は「さまざまなメディアのアーティストを紹介すること」「日本だけでなくアジア地域のアーティストを積極的に紹介すること」「今後に期待できる伸びしろのあるアーティストであること」の3つ。

 作品の一部は、会期終了の3月4日(日)に、チャリティオークションで販売され、その落札額は、東北地方でアートと子どもをテーマに活動する「こども芸術の家プロジェクト」に寄付される。シンプルなゴシックの書体に手描きのハートが際立つロゴは、中島英樹氏が手掛けた。

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