シンプルなフォルムと、格子柄のキルティング加工が、エレガント&モダンな美しさを放つバッグ「レディ ディオール」。1995年に登場して以来人気のバッグは、あの故ダイアナ妃も愛用していたことでも知られる。そんなアイコンバッグをモチーフに、世界のトップアーティストたちが創作に挑んだのが、今回のエキシビション“LADY DIOR AS SEEN BY”だ。ピーター・リンドバーグ、パトリック・ディマルシェリエなどのファッションフォトグラファーから、ナン・ゴールディンや、中国人アーティストのウェン・ファンなど、さまざまなアーティストが参加している。日本からは名和晃平のほか、東信、宮永愛子、鬼頭健吾、土井浩一郎らも参加。

PETER LINDBERG
パトリック・ディマルシェリエの作品は、ファッション写真らしい洗練された構図だが、ファッションの主役である衣服を脱ぎ捨て、裸とバッグを組み合わせることで「裸のボディとバッグの間にある、エロティシズムを際立たせた」という作品。レディ ディオールらしい気品がモノクロームの写真から感じられる。
これと対照的なのが、ピーター・リンドバーグの作品。片手にビール、片手にレディ ディオールを持った不良っぽいモデル、顔をバッグで隠す仕草はパパラッチに追われたセレブ風でもあり、なにやら意味深。何気ない日常のなかの、ドキっとする1シーンが、レディ ディオールの存在感を強烈なものに変えている。
なお、このエキシビションは、今後も世界の他の都市を巡回し、その都市ごとに新たなアーティストとのコラボを行い、進化し続けるという。ファッションと現代アートのコラボレーションは、ファッションの新しい解釈として世界でも急速に注目されてきている。これからの展開にさらなる期待。
LADY DIOR AS SEEN BY
期間:2012年4月22日~5月20日
会場:東京都中央区銀座4-3-1和光並木館1F
時間:11:00~20:00 入場無料
TEL:LADY DIOR AS SEEN BY事務局 0570-050121
取材/東ミチヨ


