鈴木理策が語るセザンヌの魅力

2012年 6月 8日 12:25 Category : Art

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 国立新美術館にて行われている『セザンヌ パリとプロヴァンス』展が、いよいよ6月11日で閉幕を迎える。約90点の作品が”100%セザンヌ”作品ということでも注目される同展は、初期から晩年までの作品が豊富に揃っており画家としてのセザンヌの軌跡を丁寧にたどることのできる構成となっている。とりわけ、パリとエクス=アン=プロヴァンスというふたつの場所に注目したことで、時間的経緯はもちろん、静物や風景などの主題をどうやって極めてきたかということもわかりやすく紹介されている。

 セザンヌが繰り返し描いた主題のひとつに、故郷の山、「サント=ヴィクトワール山」がある。2000年、サント=ヴィクトワール山を描いたセザンヌの絵に心惹かれて、写真家の鈴木理策氏は現地に撮影へと出かけた。その成果は2001年に開かれた展覧会、そして写真集『MONT SAINTE VICTOIRE』(2004年)の出版へと結実している。恐山や故郷の熊野など、数々の風景を撮影してきた鈴木氏にとって、セザンヌが自然を見つめる視点はどう感じられるのか。今回の展覧会に何度も足を運んだという鈴木氏に、セザンヌの魅力について話を伺った。

セザンヌ「トロネの道とサント=ヴィクトワール山」1896−98年頃 油彩、カンヴァス エルミタージュ美術館 Photo (c)The State Hermitage Museum, St.Petersburg/Vladimir Terebenin, Leonard Kheifets, Yuri Molodkovets.

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