「世界は大きな彫刻である」エスパス ルイ・ヴィトン東京でエルネスト・ネト展が開催中

2012年 10月 12日 00:00 Category : Art

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 世界的に活躍するブラジル人アーティスト エルネスト・ネトのエキシビション『Madness is part of Life』が、表参道にあるエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催中だ。

 エルネスト・ネトは、1964年ブラジル生まれの現代美術家。伸縮性のある布や、紙、かぎ針編みの紐や香辛料などの、軽く柔らかい素材を用いた有機的な立体作品やインスタレーション作品で知られる、世界的に評価の高い現代を代表する美術家の一人である。

 1988年に最初の個展を開いて以降毎年個展を開催。'90年代には本国のみならずアメリカを中心に諸外国でも作品を発表し、出身地であるリオ・デ・ジャネイロを拠点に活動しながら、多くの展覧会、プロジェクトに参加。2001年開催の第49回ヴェネチア・ビエンナーレでは、メイン会場に「人類の大地」とブラジル・パビリオンに出展、世界的な評価を不動のものとした。日本でもこれまでに東京オペラシティアートギャラリーや丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、TOMIO KOYAMA GALLERYでの個展、川村記念美術館や越後妻有トリエンナーレ、金沢21世紀美術館、豊田市美術館で行われたグループ展などに参加。日本での個展としては2007年に丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で行われた個展以来5年ぶりとなる本展は、日本でも人気の高いネトの待望のエキシビションである。

 エスパス ルイ・ヴィトン東京での5回目のエキシビションとなる本展は、新たなエキシビションフォーマットであるMentoring young Artists(若手アーティストのメンタリング)にもとづき、ネト自身がキュレーションを手がけた。また、表参道のランドマークでもある建築家 青木淳が設計したルイ・ヴィトン表参道の7階にある8.45メートルの天井高と、ガラス張りの壁面を持つ空間を、ネト自身の作品で再構成・再解釈する。

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