コンペティションの9作品を紹介━第13回東京フィルメックス

2012年 11月 22日 12:00 Category : Art

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 第13回東京フィルメックスのコンペティションは9作品。例年通り、アジアの新鋭映画作家たちの、独創性に満ちた、完成度の高い作品が上映される。まさに、未来のアジアの才能が結集したと言える。開幕の11月23日(金)から授賞式前日の11月30日(金)までの8日間に上映され、最優秀作品賞、審査員特別賞を目指すことになる。

 2000年、第1回の東京フィルメックスではロウ・イエ監督の「ふたりの人魚」、昨年の第12回では、ベマツェテンの「オールド・ドッグ」がグランプリの最優秀作品賞を受賞した。過去、最優秀作品賞に輝いた12作品は、いずれも個性あふれる作品ばかり。

 イスラエル映画が2本。最新のニュースでも、ガザ地区をめぐって、イスラエルとハマス勢力との武力衝突が続いている。シャロン・バルズィヴ監督作「514号室」(2011年)は、ある限定された個室空間を舞台に、イスラエルの抱える複雑な環境や、軍での女性の置かれた状況などにアプローチする。2012年のロッテルダム映画祭、トライベッカ映画祭などに招待された作品だ。「エピローグ」(2012年)は、アミール・マノール監督のデビュー作品。80歳を超えた世代の孤独な老夫婦が、イスラエルの現実に落胆、最後になるはずの旅に出発する。かつて、イスラエル建国の理想に燃えた世代の心情が、細やかに描かれる。

作品:「514号室」

作品:「エピローグ」

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