森本千絵のルーツを巡る。『en°木の実』展レポート

2013年 3月 22日 12:30 Category : Art

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 2012年12月3日からおよそ2ヶ月間にわたって、東京・外苑前のワタリウム美術館内ミュージアムショップ「オン・サンデーズ」にて行われていた森本千絵氏の『en°木の実』展が、大盛況のうちに幕を閉じた。会期を延長して行われた同展だったが、それでも最終日にはワタリウム美術館の2ブロック先まで行列ができるほどの混雑ぶり。今回は『en°木の実』展の会場写真を振り返りながら、森本氏のインタビューとともに彼女の生み出す作品の魅力にせまりたい。

 『en°木の実』展の会場となった「オン・サンデーズ」は、ワタリウム美術館に併設されているミュージアムショップ。入口から、森本氏の幼少時代の作品や旅先での思い出、大切な人との出会いの記憶が木箱に納められている。一つひとつの木箱を覗きこむように観ていくと、幼少時の写真や絵、家族との私的な手紙のやりとり、なども並ぶ。オン・サンデーズのつくりを活かし、1階に根っこ、森本の根底にあるものを見せ、地下1階はその根から育った枝・葉であるお仕事や作品を見せている。壁いっぱいに並べられた木箱たちの物量に圧倒されながら、森本千絵の体内に入るような構成に来場者は見入っていた。

『en°木の実』展への思いが綴られたメッセージ

ワタリウム美術館の入り口を抜けると、そこには森本ワールドが広がっていた

所狭しと展示された作品の数々。地下一階中央にはmono°goen°による「en°木」

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