今週末見るべき映画 「L.A. ギャング ストーリー」

2013年 5月 2日 08:00 Category : Art

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 もう25年ほど前になるが、ブライアン・デ・パルマ監督の「アンタッチャブル」を見た。有名なギャング、アル・カポネを、ロバート・デ・ニーロが演じた。20年ほど前に、バリー・レヴィンソン監督の「バグジー」を見た。今日のラスベガスの基を築いたと言われているバグジーことベンジャミン・シーゲルをモデルに、ウォーレン・ベイティがバグジーを演じた。また後に有名になるギャング、ミッキー・コーエンを、ハーヴェイ・カイテルが演じた。15年ほど前に、カーティス・ハンソン監督の「L.A.コンフィデンシャル」を見た。ケヴィン・スペイシー、ラッセル・クロウらが出ていた。1950年代、ミッキー・コーエンが逮捕された後のロサンゼルスを舞台に、ギャングの抗争ぶりを描いた映画であった。

 このほどの、史実に基づいたギャング映画「L.A.ギャングストーリー」(ワーナー・ブラザース映画配給)は、アル・カポネの用心棒を務め、バグジーのラスベガスでのホテル建設事業に手を貸したギャング、ミッキー・コーエンが主人公となる。テンポよく、軽快。見せ場が連続する。ユーモアたっぷりのセリフが飛び交う。

 舞台は、1949年のロサンゼルス。かつては、ボクシングの世界タイトルマッチに挑んだことのあるコーエンは、凄腕のギャングだ。シカゴからの賭博の上がりを元手に、ロス市警を始め、判事や政治家にも賄賂を与え、ロサンゼルスの町全体を、手中に収めている。堕落したロス市警ではあるが、コーエンの目の届かない、はみ出し巡査たちが、身分を隠し、法を無視して、コーエン一派の壊滅に乗り出す。市警の本部長は、極秘にチームを結成、六人は、それぞれ、一癖も二癖もあって特技もある。次々と、メンバーが選ばれていく。まるで黒澤明監督の「七人の侍」、そのリメイクのジョン・スタージェス監督「荒野の七人」と同様の構造で、ドラマが進行する。


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