今週末見るべき映画「ウォールフラワー」

2013年 11月 22日 17:00 Category : Art

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1999年、スティーブン・チョボスキーが自らの高校生時代を基にして書いた書簡体の小説「ウォールフラワー」(原題「The Perks of Being a Wallflower」)が出版される。これがミリオンセラーとなり、世界各国で出版される。高校生のチャーリーが見知らぬ誰かに手紙を送るというスタイルで、思春期に体験する喜怒哀楽が綴られる。友と出会い、恋を知り、薬物経験が語られる。ディケンズ、シェイクスピア、ソローの「森の生活」、ケルアックの「路上」など、国語教師の指導による文学作品が頻出したり、当時の映画や、ブリティッシュ・ロックなどの音楽ネタが多く出てくる。

13年後の2012年、原作のチョボスキー自身の脚本、監督で映画化され、このほど、「ウォールフラワー」(ギャガ配給)として公開される。引っ込み思案で内気な高校生のチャーリーは、卒業パーティのプロムでも、後ろの壁に張り付いたまま。なかなか、踊りの輪に入っていけない。


学校では「キモい」といじめられ、上級生のパトリックが「君はいつも壁際で物事を見極めている。壁の花だ」と言うが、チャーリーを仲間に誘う。チャーリーは、パトリックの仲間に入り、パトリックの義理の妹サムに恋をする。チャーリーにとっては、やっと見つけた自分の居場所である。味気ない高校生活が、パトリックとサムのおかげで、輝かしいものに一変していく。もちろん、青春につきものの苦い体験もある。

チャーリーは、恋多きサムに憧れ、初キスを体験するが、うまくいかない。別の女性に誘われたりもするが、ささいないざこざも起こる。チャーリーには、大好きだった叔母がいたが、チャーリー自身が封印した苦い経験を共有していて、チャーリーは時折、叔母との過去の幻覚に苦しむ。

映画「ウォールフラワー」

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