今週末見るべき映画「フォスター卿の建築術」

2014年 1月 3日 12:00 Category : Art

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ノーマン・フォスターは、世界的に高名な建築家である。最近では、故スティーブ・ジョブスから、じきじきに依頼のアップル社の新社屋建設を受注したことで、つとに有名である。では、ノーマン・フォスターとはいかなる人物なのか、どのような建物を設計したのか。格好のドキュメンタリー映画が「フォスター卿の建築術」(アップリンク配給)だ。

40年ほど前に、ロンドンに旅したときは、ノーマンの設計した建築にはお目にかかれなかったが、2002年のロンドン市庁舎、2000年の大英博物館グレートコート、2000年のミレニアム・ブリッジなど、いまや、ノーマンの手になる建造物は、「ロンドンをガラスの都市に変えた」と、ロンドンの観光名所だそうだ。最近の傑作は、2008年の北京首都国際空港のT3(ターミナル3)だろう。


ここには数回出かけたが、天井が広大で高く、一部、天井から陽射しが射し込む。出発、到着ともに案内掲示が充実して、迷うことはない。出国審査を済ませ、搭乗口まではモノレールで行くという巨大な空港だ。天井を上から見たことはないが、まるで巨大なドラゴンと、映画のなかで語られる。

ノーマンは、イギリスのマンチェスターの生まれ。マンチェスター大学と、アメリカのイェール大学で建築や都市計画を学び、次々と、世界じゅうに話題を呼ぶ建造物を設計し続けている。卿だから、イギリス王室から爵位を受けている。映画は、本人のインタビュー、ナレーションのほか、ノーマンを知る多くの人が、人となりを語る。

当然、ノーマンの手がけた多くの建造物が登場する。モダンな、ひときわ目立った設計、建造物である。それを、凝りに凝ったアングルの映像で見せる。建物の内部、外観を、カメラが舐めるように映し出す。出来れば、もっと長い時間、ノーマンの作品を見せてもらいたいと思うほどである。ノーマンの仕事の場は、もはや世界のあちこち。いずれの建築、デザイン、都市計画も、見事としか言いようがない。

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