これは見逃せない。 森美術館10周年記念展「アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」

2014年 1月 31日 19:00 Category : Art

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森美術館10周年記念展はスケールが違う。ミスター・ポップ・アートと呼ばれるアンディ・ウォーホル(1928—1987年)の、日本で約20年ぶり(というのも驚くが)の大回顧展だ。米ピッツバーグのアンディ・ウォーホル美術館の所蔵品から作品と資料あわせて約700点を公開、史上最大規模となる。

左/アンディ・ウォーホル《マリリン・モンロー(マリリン)》 1967年 アンディ・ウォーホル美術館蔵
右/アンディ・ウォーホル《自画像》 1986年 アンディ・ウォーホル美術館蔵


日本初公開を含む絵画、プリント、素描、写真、映像などの作品約400点と、「タイム・カプセル」と称した箱に収められたウォーホルの私的所有品など約300点により、ウォーホルのキャリア初期から晩年までを包括的に紹介する。

また、「スターの肖像」シリーズなどウォーホルの名作が生まれ、当時のアンダーグラウンド・カルチャーの拠点でもあったニューヨークのスタジオ、中でも東47丁目231番地にあった内部が銀色のアルミフォイルで装飾された「シルバー・ファクトリー」をほぼ原寸大で再現。実験性とハプニングに満ちたウォーホルの「日常」を感じられる体験空間が登場する。

左/アンディ・ウォーホル《キャンベル・スープⅠ:チキン・ヌードル》 1968年 アンディ・ウォーホル美術館蔵
右/アンディ・ウォーホル《$ (9)》 1982年 アンディ・ウォーホル美術館蔵


タイトル「永遠の15分間」は「将来、誰でも15分間は世界的な有名人になれるだろう」というウォーホルの有名な言葉に由来する。新聞や広告などのマス・メディアから切り取られたイメージがウォーホルの手によって大量に作品となっていったが、ただ数が多かっただけではない、永遠に残るであろうポップ・アイコンとなったウォーホルの足跡を辿れる展覧会だ。

森美術館10周年記念展「アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」
会期:2014年2月1日(土)〜5月6日(火・休)
会場:森美術館 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
open.10:00~22:00、火10:00~17:00
※2月11日、4月29日、5月6日の火曜日は22:00まで
※4月19日(土)は「六本木アートナイト2014」開催に伴い翌朝6:00まで
※いずれも入館は開館時間の30分前まで
入館料:一般¥1,500(¥1,300)、学生(高校・大学生)¥1,000(¥900)、子供(4歳~中学生)¥500 (¥500)
※展望台 東京シティビュー、スカイデッキへは別途料金
※( )は前売り料金
公式サイト:http://www.mori.art.museum/

文/小野アムスデン道子

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