「見て、感じて、買って」同時代アートに触れる、「東京アートウィーク」

2014年 3月 10日 19:00 Category : Art

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一方、同じく3月7日からスタートした「3331 ART FAIR -Various Collectors'Prizes-」は、ジャンルを越えた若手アーティストによるグループ展形式のアートフェア。16日まで東京・秋葉原の3331 Arts Chiyodaで開催中だ。

参加作家には、丹羽良徳、遠藤一郎、岡田将孝(Chim↑Pom)、キュンチョメら。約91組、200点以上の映像作品などが展示され、すべての展示作品はなんとその場で購入可能。"買う"という行為を通した現代アートの魅力を喚起させ、現代アートとの新しい関わり方を提案しているイベントである。

会期中は、著名コレクターや各界のキーパーソンら約50人が選者となる『コレクター・プライズ』を発表し、多彩なゲストによるトークやパフォーマンスを連日行う『コレクターズ・ナイト』も行われている。

「3331 ART FAIR -Various Collectors'Prizes-」会場風景

中でも注目は、音楽にとどまらない表現活動を行っている"core of bells"によるパフォーマンス作品。彼らは六本木Super Deluxeでの月例ライブも話題のハードコアパンクバンドだ。

この作品はタイムテーブルに沿って指令が決められており、タスクをひたすら行うというもの。指令者と実行者とに別れ、二者とも同じ空間に居るのだが、実行者の姿はボックスに隠れており姿が見えず、実行者のリアルタイム映像がプロジェクション投影されている。

core of bells”His Name is Alive 2”2014,Courtesy of the artists

昨年秋に森美術館で行われた"六本木クロッシング"展での映像作品が大きくメディアに取り上げられた丹羽良徳は自らの身体を用いて時事問題や公共性について問いつづけるアーティストだ。

今回では2012年に制作された"水たまりAを水たまりBに移しかえる"を出展。本作は3.11の震災後、都内の水たまりの水を自ら口移し行為でタンクに集めたものを、そのまま福島の水たまりに移動するという不毛とも言える交換行為を記録している。

丹羽良徳"水たまりAを水たまりBに移しかえる" 2012,Courtesy of the artist

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