二期倶楽部(栃木・那須温泉)/日本を巡る、アートな旅(4)

2014年 4月 14日 10:59 Category : Art

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美味しい食事、のんびりした時間、デトックスに温泉、観光…。旅の目的は様々だが、最近、増えているのが「アート」にふれあう旅。越後妻有トリエンナーレや、瀬戸内国際芸術祭など、日本各地で行われているアートイベントに参加することはもちろん、「宿」「ホテル」自体が「アート」という施設を目的に旅をする、というのもまた楽しいもの。日本全国から「アートな宿」と呼ぶにふさわしい五つをご紹介。

#04.デザインをインフラに。美意識や真の心地よさを追求するスパリゾート/二期倶楽部(栃木・那須温泉)

「ベネッセハウス」や「里山十帖」のように、オーナーの強い想いとアートセンスを元に生み出された宿やホテルが日本にも増えているが、その元祖とも言える存在が「二期倶楽部」。那須高原山麓の広大な森の中に、わずか6室からなるゲストハウスが作られたのは1986年。

以来27年、オーナー・北山ひとみ氏の独自の価値観と美意識に研ぎ澄まされ、四季折々の自然や文化の薫りに包みこまれた美しいホテルへと進化を続けている。


「それまでの経済効率を優先した考えではなく、デザインをインフラとして、美意識や真の心地良さを追求しでき上がったものが、二期倶楽部のハードやソフトオペレーションです」。そんな北山氏が作り上げた、いや、いまだ未完のアートコロニーをご紹介しよう。


「二期倶楽部」のはじまりは、「にき倶楽部1986(本館)」。当時はまだ駆け出しだった渡辺明氏が設計した本館は1986年にわずか6室のオーベルジュとしてオープン。その後、1997年、空間デザイナー杉本貴志さんによる14室の別館客室や、パブリックスペースを増築した。

渓流沿いに建つ別館は、2室または1室ずつ独立した離れに。メインダイニング「ラ・ブリーズ」や、夜はバーにもなるラウンジ、オーナーが集めた多数の本が並ぶライブラリーなど、どこもオーセンティックで親密な空気感だ。


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