国際的に注目を集める、コンセプチュアルアートの展覧会

2014年 5月 7日 08:00 Category : Art

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『幸福はぼくを見つけてくれるかな? ─ 石川コレクション(岡山)からの10作家』が、東京オペラシティアートギャラリーでスタートした。本展は人気アパレルブランド「earth music&ecology」クロスカンパニー社長 石川康晴氏が、地元活性化を目的とした美術館構想を見据えて蒐集している現代アートのコレクションの展示である。

ミルチャ・カントル、オマー・ファスト、ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス、ライアン・ガンダー、リアム・ギリック、ピエール・ユイグ、小泉明郎、グレン・ライゴン、島袋道浩、ヤン・ヴォー10組のコンセプチュアルアート作品がならぶ。

国際的に注目を集めるコンセプチュアルアートに触れることのできる貴重な展示だ。作品を読み解く3のヒントをぜひお伝えしたい。

ミルチャ・カントル≪僕は世界を救わないことにきめた≫ヴィデオ2011

ヒント1)「幸福はぼくを見つけてくれるかな?」と題された展示タイトル
出品作家ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイスの作品から引用されたという。幸福とは自分で見つけるもの、誰もがそう考える。しかしここには幸福が私たちを見つけるかもしれないという視点の変換がみられる。人生に見出すわずかな希望・・・? やるせなさを感じさせるひと言にもとれるが、誰の心にも浮かぶ小さな問いかけをそのままにせず、何気ない日常をさまざまな角度から見つめることで新たな世界の見方は開けるのではないだろうか。本展がより多くの方にとって現代美術と出会う場となることを願いがこめられている。

島袋道浩≪わけのわからないものをどうやってひきうけるか?≫ヴィデオ、テキスト2006/2008

ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス ≪無題≫ スライドプロジェクション 1981-2001
©Peter Fischli David Weiss, Zürich 2014, Courtesy Sprüth Magers Berlin London, Matthew Marks Gallery, New York, Galerie Eva Presenhuber, Zürich Installation view from Venice biennial, 2003

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