あの“ティム・バートン”の展覧会が日本初上陸!

2014年 9月 30日 08:00 Category : Art

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そして、本展の出品作にもある「オイスター・ボーイ」というキャラクターをご存知だろうか。ティム・バートンの絵本短編集『オイスター・ボーイの憂鬱な死』に登場するキャラクターで、海草や塩のにおいがする、頭部がカキで胴体が人間の子どもである。「ティム・バートンって本まで出していたのか」という驚きはさておき、バートン監督の作品で度々登場する「世間から誤解を受けがちなアウトサイダー」を集めたセクションも本展にはある。魂を打つような憂鬱が巧みに描写されており、オイスター・ボーイに関しては、シザーハンズ並みの「出自の悲哀」を感じるだろう。

無題(『オイスターボーイの憂鬱な死』) 1982-1984年

また、進行過程の様々な段階で頓挫し、実現に至らなかった映画やテレビのために描かれたスケッチも展示。ティム・バートンの果てしない芸術的発想だけでなく、彼の作品のテーマやモチーフにおける一連のつながりを示している。

無題(墓ずきんちゃん) 1981年

常に世界を魅了するイマジネーションの源泉を体感できる本展覧会。期待に胸膨らみ過ぎて、開催まで待ちきれない人も多いだろう。自身は「勝手にバートン祭り」と題して、開催までバートン監督の映画を観て気持ちを盛り上げていこうと思う(笑)。

<展覧会情報>
ティム・バートンの世界
会期:11月1日~1月4日
会場:森アーツセンターギャラリー(東京・六本木ヒルズ 森タワー 52F)
開館時間:11:00~22:00、土日祝11:00~23:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:会期中無休
料金:一般1,800円、前売1,600円
公式サイト

文/TPDL 写真/All Images ©2014 Tim Burton

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