科学者とアーティストの新たな探求。「写真とサイエンス−視野を拡張するビジュアル表現−」

2014年 10月 10日 09:00 Category : Art

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「科学」という言葉にあなたならどんなイメージをお持ちだろうか。もし、「難しいもの」「自分にはわからないもの」と思っているなら、今回はそのアタマのねじをちょっとゆるめてみてほしい。なぜなら、この世界の成り立ちを知ろうと日々研究を重ねる科学者たちが見つめる世界には、ひとつ扉を開けてみれば、驚くべき想像力とイメージに満ちていることがあるからだ。

10月13日(月・祝)から11月6日(木)にかけて、アートフォトを専門とするギャラリー&カフェ「IMA CONCEPT STORE」で開催される連続トーク企画「写真とサイエンス−視野を拡張するビジュアル表現−」は、そんな科学者の知られざる世界を多彩なアーティストと共にひも解いていく試みだ。そこには、私たちが普段「見ている」と思い込んでいる世界(視野)を拡張してくれる様々な気付きに溢れていることだろう。

アルマ望遠鏡山頂施設(チリ・アタカマ高地)© 国立天文台

#01.ひとの目では見えない、宇宙の果てを想像してみる
10月13日(月・祝)に開催される第1回は「宇宙編 宇宙のランドスケープ」。子どものころ、宇宙の果てを想像したことはないだろうか? または、スタンリー・キューブリックのSF映画『2001年宇宙の旅』を思い出してもいい。宇宙の果ての果てに飛んでいってしまった宇宙飛行士は、果たしてそこで何を見たのだろうか。

この回では、国立天文台の福士比奈子氏と、「一家に1枚宇宙図」という壮大な宇宙のスケールをグラフィックによってビジュアライズしたアーティストの小阪淳氏を招き、太陽系、銀河系をはるかに超えた、「宇宙のランドスケープ」を探求する。そこでは、これまでのSF映画を凌駕するようなビジュアル・イメージ体感できることだろう。

また、今回来場者は特別に、国立天文台の4次元デジタル宇宙プロジェクト「4D2U」が開発したプラネタリウムの進化版シアター「Mitaka」の立体視が体験できる。「Mitaka」とは、3Dメガネを着用して宇宙空間を体感できるデジタルビューワであり、ひとの目では感知できない(可視光では見えない)宇宙の姿をとらえている。私がいま存在するこの謎に満ちた壮大な宇宙に、思いを馳せてみてはいかがだろうか。

4次元デジタル宇宙シアター「Mitaka」 ©4D2U Project/NAOJ.

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