『見逃した映画特集2014』。渋谷UPLINKにて上映開始

2014年 12月 29日 08:10 Category : Art

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アベノミクス景気で自信を取り戻す一方、消費税増税で節約意識も働いた、と評価される2014年。世間一般では“アナ雪”の大ヒットが話題だが、コアな映画ファンたるもの、それ以外に「忙しくて見逃してしまった!」と嘆く作品があるのではないだろうか。そんなかたに朗報。渋谷のUPLINK(アップリンク)では、『見逃した映画特集2014』と題して、2014年に話題となった作品の中から選りすぐりの39本を特別上映する。


UPLINK公式サイトでは、映画監督の松江哲明さん、モデル・女優の青柳文子さんやゲームデザイナーの小島秀夫さんのオススメ3本が紹介されている。そこで、「もう見逃さないぞ!」と心に決めた3本を紹介したい。

#01.her/世界でひとつの彼女
スパイク・ジョーンズ監督・脚本作品。先日の「Special Pickup」に登場したミシェル・ゴンドリーと共に、現代のミュージック・ビデオ界を牽引する映像作家の一人だ。映画監督としてのスパイク・ジョーンズは、デビュー作の『マルコビッチの穴』のイメージが強烈すぎて、その後尻すぼみした感が拭えないが、本作は前評判も良く気になっていた。コンピュータのオペレーティングシステム(人格を持つ最新の人工知能型OS)に恋をする男を描いたSF恋愛映画だというが、スパイク・ジョーンズの手にかかれば単なるラブストーリーに終わるはずがない。ラブストーリーの新境地を開いたと言われる本作をぜひ映画館で堪能したい。


#02.アデル、ブルーは熱い色
正直、この映画は全くノーチェックであった。2013年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを“審査員の全員一致”で受賞したというのを聞いてから、一気に興味が膨らんだ。世界三大映画祭(カンヌ・ヴェネチア・ベルリン)の中でも、カンヌ最高賞の作品は自分好みのものが多い。ガス・ヴァンサントの『エレファント』なんかも、ノーチェックで観て衝撃を覚えた作品だ。

さて、本作は運命的に出会った女性同士の真っすぐな愛の行方を大胆なラブシーンを交えて繊細に描き出した作品だという。その後、毎回起用されるモデルが話題を呼ぶMIUMIUの広告に、主演のふたりが揃って抜擢されたというのも、実に話題性に富んでいるといえよう。

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