第28回東京国際映画祭開幕!

2015年 10月 23日 12:00 Category : Art

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今年も「東京国際映画祭」が開幕する。第28回となる今年は、10月22日(木)から31日(土)までの10日間。会場は、いつもの六本木ヒルズに、新宿が加わる。例年、その規模が大きくなっているようだが、肝心の映画の中身、規模は、ほぼ例年通りではと思われる。思わぬ傑作に出会えることもあるが、なぜこの程度の作品が東京国際映画祭に、と思えたこともあった。


世界じゅうから1400本を超える作品から選ばれたコンペティション作品は16本。うち、日本の絡んだ作品が3本ある。審査委員が豪華メンバーである。委員長にブライアン・シンガー、以下、トラン・アン・ユン、ベント・ハーメル、サンサン・シー、スサンネ・ビア、大森一樹の合計6名。ともあれ、駆け足だが、ざっと16作品を紹介する。

フランスの人気コメディアン、ケイロン監督の「スリー・オブ・アス」。イランで投獄された男が、妻とともにパリに向かおうとする。監督の父親の体験に基づく実話である。

アメリカのジャズ・トランペッター、チェット・ベイカーの苦闘時代を描くのは、ロベール・ブドロー監督の「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」。チェット・ベイカーに扮するのはイーサン・ホーク。

「カランダールの雪」は、トルコ、ハンガリーの合作。監督はドキュメンタリー畑出身のムスタファ・カラ。山の頂上近くで暮らす家族の父親が、一攫千金を夢みる。

家族の映画

「家族の映画」は、家族の脆さ、危うさを描くが、後半には驚くべき展開が待ち受けている。チェコ、ドイツ、スロベニア、フランス、スロバキア合作、監督はまだ若いオルモ・オメルズ。

「FOUJITA」は、日本とフランスの合作で、小栗康平監督の10年ぶりの新作。画家、藤田嗣治の半生から、浮かび上がることとは。藤田に扮するオダギリジョーが、藤田にそっくりと話題を呼んでいる。

日本の中村義洋監督の「残穢(ざんえ)ー住んではいけない部屋ー」は、竹内結子主演のホラー。かなり恐い映画のよう。

オランダ、クロアチアの合作が「フル・コンタクト」。ドローン殺戮のトラウマに悩む男に扮するのはグレゴワール・コラン。監督はデビッド・ヴァービーク。

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