第28回東京国際映画祭開幕!

2015年 10月 23日 12:00 Category : Art

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「地雷と少年兵」は、デンマークとドイツの合作。デンマークに埋められた地雷撤去に、ドイツ軍の少年兵が動員される。監督は、マーチン・ピータ・サンフリト。

結婚式を翌日に控えた女性が死ぬ。その謎とは。「ガールズ・ハウス」で、イスラム社会の闇に迫るのはイランの監督、シャーラム・シャーホセイニ。

メキシコの監督ロドリゴ・プラの「モンスター・ウィズ・サウザン・ヘッズ」は、サスペンスたっぷり。在宅介護の夫の容体が急変、妻の取った驚くべき手段とは。

「神様の思し召し」は、イタリアのエドアルド・ファルコーネ監督。腕はいいが、自信過剰の外科医が、息子の告白で、その人生が狂いだす。人間心理の内奥を探るコメディ。

「ぼくの桃色の夢」は、中国の新鋭ハオ・ジエ監督。80年代、少年が美少女に恋をする。中国の発展に重なるように、少年が大人への一歩を踏み出す。

ニーゼ

ブラジルのホベルト・ベリネール監督の「ニーゼ」は、実話に基づく。男社会と戦う女医ニーゼの奮闘が描かれる。

「さようなら」は、日本の深田晃司監督。平田オリザの演劇を映画化。放射能に汚染された日本に、アンドロイドと人間の対話が続く。

ルクリ

エストニアの「ルクリ」は、ヴェイコ・オウンプー監督。若者たちのコミュニティに、突然、戦争の気配が忍び寄る。近未来の不条理劇が、効果的な音響とともに展開する。

「スナップ」は、タイのコンデート・ジャトゥラン・ラッサミー監督。初恋の相手と再会、フィアンセがいるのに、悩み苦しむヒロインの姿が瑞々しい。

すでに見たのは「FOUJITA」、「家族の映画」の2本だけだが、座興にグランプリの予想をしてみる。「FOUJITA」、「家族の映画」、「ニーゼ」、「ルクリ」あたりが有力ではないかと思われる。作品発表の記者会見で、小栗康平監督が登壇、「FOUJITA」について語る。「複雑な一生の藤田から、いま、何が浮かびあがるのか、2015年に生きる我々に何を問いかけてくるのかを意識した。どんなふうに見ていただけるか、期待している」。1990年、「死の棘」で、第43回カンヌ国際映画祭のグランプリを受けている監督。寡作ゆえか、東京国際映画祭は、初の参加となる。 

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