「第29回東京国際映画祭(2016)」上映作品、見どころは

2016年 10月 21日 08:00 Category : Art

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 第29回になる今年の東京国際映画祭。会期は10月25日(水)から11月3日(木)までの10日間で、200本を超える多くの映画が上映される。メイン会場は、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ。いつ、何を見るか迷うのも、大きな映画祭の楽しみのひとつ。大いに迷って、すぐれた作品に出会えるとなにより。今年の見どころを、ざっと紹介しよう。

(C)2016 Pathe Productions Limited. All Rights Reserved

 オープニング作品は、特別招待作品の「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」。オペラ歌手を夢見る富豪のマダム、フローレンス・フォスター・ジェンキンスは、実在した女性で、いわば音痴。オペラをいろんな人に聴かせようとするフローレンスの夢を叶えるために、夫の奔走がはじまる。監督は、スティーヴン・フリアーズ。主演はメリル・ストリープ、ヒュー・グラント。

(C)2016「聖の青春」製作委員会

 クロージング作品は、やはり特別招待作品で、日本の「聖の青春」。将棋の天才、羽生善治と並び称された夭折の棋士、村山聖の29歳の棋士人生を描く。松山ケンイチ主演。監督は森義隆。

 いちばんの注目は、やはりコンペティション作品だろう。今年は、1502本から16本が選ばれた。世界各国、若手からベテラン監督まで、社会派、コメディ、スリラー、ラブストーリーなど、いろんなジャンルの個性豊かな新作が集結した。

(C) Goldenart Production S.r.l. - Manny Films - Ventura Film - 2016

●「7分間」(2016年・イタリア、フランス・スイス)
 イタリアの繊維工場でリストラが進行し、さまざまな事情を抱えた女性労働者たちが結束して交渉にあたる。フランス資本の工場側の奇妙な提案に、女性たちはどう立ち向かっていくのか。監督は、俳優でもあるミケーレ・プラチド。

(C) Sergey Bezrukov Film Company

●「天才バレエダンサーの皮肉な運命」(2016年・ロシア)
 舞台はサンクトペテルブルグ。かつて天才ダンサーと言われたアレクセイは、バレエ教室を経営している。そこに、実の子が現れる。アレクセイは腰痛が悪化し、人生の岐路に立たされる。監督はアンナ・マティソン。


●「誕生のゆくえ」(2016年・イラン)
 夫は映画監督、妻は女優である。妻が第2子を妊娠、経済的な事情や仕事を理由に、夫婦は中絶に合意するのだが。緊張感ある夫婦の会話の応酬から、イランのいまが浮かび上がる。監督はモーセン・アブドルワハブ。

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