走るリキテンシュタイン? BMWアート・カー展

2008年 3月 21日 00:00 Category : Art

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 かつてル・マン24時間耐久レースを走った、アートなクルマがあった。下の写真はMoMAでもお馴染みの現代アメリカアートの巨匠、ロイ・リキテンシュタインが、1977年にペイントしたレーシングカー。BMW320i group 5 racing version / 1977である。


【ロイ・リキテンシュタイン BMW320i group 5 racing version / 1977】

 BMWでは、現代アートの巨匠たちが手がけたアート・カーを日本に集めて展示する「透明なスピード~BMWアート・カー展」を4月11日から開催する。会場は東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリー。展覧会の空間構成を手がけるのは、建築家の青木淳。BMWのクルマが持つ「スピード」を、目で見て、感じる、視覚表現にどう置き換えられるのかも見どころだ。

 BMWのアート・カーコレクションの第一号は、アメリカの彫刻家アレクサンダー・カルダーによる、BMW3.0 CSLである。1975年、カルダーが、美術競売人でレーシングドライバーでもあった友人のエルベ・ポーランのためにペイントしたものだった。

【アレクサンダー・カルダー BMW3.0 CSL / 1975】

 針金を使った動く彫刻「モビールアート」で知られるカルダーが、自動車=「オートモービル」をアートにした、その行為もまたコンセプチュアルで興味深い。このクルマは、フランスのル・マン24時間耐久レースを走ったという。その後もBMWのクルマを使ったアートペイントは行われ、のちにこの試みはBMWが継続し、現在に至っている。

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