デザインタッチ2008レポート、注目はオークション

2008年 11月 5日 13:20 Category : Art

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 東京・六本木の東京ミッドタウンを舞台にしたデザインイベントDESIGN TOUCH。2年目となる今年は「ジャパンデザインを楽しむ」を掲げ、10月23日~11月3日まで開催された。中でも注目すべきは「DESIGN TOUCH Auction」。


 「ジャパンデザイン」をテーマに、日本人デザイナーの作品だけでなく日本で活動していた外国人デザイナーの作品など、日本にゆかりのある約200点が出品されたオークションだ。

 11月2日に行われた1回目のオークション「session01」には、予想落札価格が500万円~700万円という倉俣史郎氏のスチールメッシュ製のソファ「How Hign the Moon」や、予想落札価格が100万円~150万円という岡本太郎氏のソファ「駄 々っ子」などがエントリーされた。


岡本太郎氏のソファ「駄々っ子」。開始価格の100万円で落札された

 他にも、デザイナーから直接出品された1点ものなど貴重なアイテムが用意されていた。ちなみにこの予想落札価格は、サザビーズやクリスティーズなどの有名オークションの結果などからはじき出された価格なのだという。

 さて、若干、張りつめた空気に包まれた会場では、粛々とオークションが進められている。オークショニアの「10万円からスタートします」などのかけ声に対し、参加者は自分の番号が書かれたパドルを挙げ、入札の意思を伝える仕組みだ。


手前の柳宗理のエレファントスツールは9万円、左奥のバタフライスツールは20万円で落札。右の安楽柳椅子は入札なし

 session01では約110点が出品されたものの、落札されたのは全体の約2割とやや少なめの結果。同オークションのディレクターを務め、年4回デザインのオークションを開催しているエルモルイスの成田裕昭氏は言う。

「日本のデザインは海外からの人気が高く、出品すれば電話やFAX、インターネットなどを介して、海外からの入札が全体の6割を占めるものです。今回は、金融不安などのマイナス要因があり、海外からの参加者が少なかったのも大きかった。ぜひ一般の人もオークションに参加して、デザインプロダクトに触れてもらいたいですね」

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