20世紀最強のスイス人デザイナー、マックス・フーバー展

2009年 6月 16日 22:00 Category : Art

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 20世紀を代表するスイス人デザイナー、マックス・フーバー。イタリアの華やかなカラーと、スイスのクールなタイポグラフィ。一見相反する要素がものの見事に融合し、まったく新しい世界観を作り出した人物だ。

 現在、東京・銀座にあるggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)と青山にあるギャラリー5610の2ヵ所で、マックス・フーバーの商業デザインを集めたエキシビションが開催されている。


 マックス・フーバー氏は1919年にスイスで生まれ、大学時代は、ノイエ・グラフィーク誌を立ち上げたスイスデザインの祖ミューラー=ブロックマンや、バウハウスのマックス・ビルなどに出会う。卒業後の1940年、イタリア・ミラノにデザイナーの職を得て移住。同世代のブルーノ・ムナーリやソウル・スタインバーグらとも交友を深めた。

 当時のイタリアでは、タイポグラフィの広告やグリッドの考え方はなく、フーバーのデザインは非常に斬新なものとして受け入れられた。そしてまた、フーバー氏の気さくな人柄で、イタリア人と打ち解けるのに時間はかからなかった。ここから、フーバーとイタリアの蜜月関係がスタートする。

 その後、1950年にミラノのデパート、ラ・リナシェンテのロゴデザインを手がけたり、イタリアを代表する建築家カスティリオーニ兄弟とともに展示デザインを担当。イタリア・ミラノを拠点に次々と面白いグラフィックデザイン、展示のタイポグラフィデザインを担当。デザイン教育にも尽力した。

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