「空気の港」テクノロジー×空気で感じる新しい世界

2009年 10月 17日 00:00 Category : Art

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 空港。それは、単なる「飛行機に乗る場所」という意味以上に、訪れた人をワクワクさせる場所。そんな空港を舞台にしたアートプロジェクト、タイトルは「空気の港」。年間6500万人以上が利用する日本を代表する“空の玄関”、羽田空港全体を巻き込んだプロジェクトだ。



 プロジェクトは、東京大学大学院情報理工学系研究科の廣瀬通孝教授をリーダーとする4つの研究室とアーティストの鈴木康広氏によって準備が進められてきた。プロジェクトが手がけたのは、「空港」というパブリックスペースを使ったさまざまなメディアアートだ。

 ともすると乖離しがちな「芸術」と「技術」の両面を、技術研究者とアーティストが企画スタート時から一緒に連携して行うことによって、ダイナミックでユニークな作品を実現することができた。全部で19作品、羽田空港第1ターミナル、第2ターミナル、そして京急線羽田空港駅ホームまで、いたるところに出現している。

 それでは作品をどのようなルートで見ていくのが良いのか、代表的な作品を紹介しながら案内していきたい。まずは京急線を使って羽田空港へ。ホームに降りたつと、そこにあるのは「PASMOの星座」。保存された移動履歴20件を匿名性を保持したまま読み取り、移動の履歴をビジュアル化して星座をつくり出すという仕掛けだ。


「PASMOの星座」

 自分がたどったルートのひとつひとつが星のきらめきとなる、とてもロマンティックな作品である。実際に自分のPASMO(SuicaでもOK)をかざして星座を確認。横には「空気の港」の総合パンフレットが置いてあるので、それもピックアップして改札を出よう。

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