ロレックスのアート・プログラム、ロンドン現地レポート

2010年 1月 12日 14:45 Category : Art

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 ピカデリーサーカスなどのロンドン中心街からみて、テムズ川の対岸に位置するテート・モダン美術館の7Fで実施されたワークショップには、ロンドン在住でアートを暮らしに取り込む、一般のファミリーが参加した。


Copyright(C)Rolex/Hugo Glendinning Tate Modern,London,Deccember5,2009

 一般参加者に加え、世界各国から訪れたプレスも加わり、半田氏が美術館内から集めたというひもやガムテープやブロック、紙切れ、プラスティック片などを使ってオブジェを作り、これに懐中電灯を取り付けて灯台(光のポイント)を創作。一切の制約から離れて、各自が感性の赴くままにオブジェを作った。

 創作にあたって、半田氏は、「川の向こうやビルなど、あそこにはどのように光が向くのかを考え、自分自身のターゲットポイントを決めてください」とレクチャーした。


Copyright(C)Rolex/Hugo Glendinning Tate Modern,London,Deccember5,2009

 このソロ・ワークの趣旨について半田氏は、「重い(重厚で権威ある)テート(美術館)で、軽いことがしたかった。皆さん、帰りにテムズ川の向こう岸からでも、自らの光を確認してください。自分の場所を確認することで安心が得られることでしょう」と述べた。

 ほかにも、このソロ・ワークショップについてと、創作活動の根元についてをミックスしたかのように、「自分の考えを固定化せずに、不安定をキープし続けてきました。自分は日本で生まれ、生きてきたので、不安定の中を泳ぐのが得意ですし、ひとりで見る風景、がっかりという落胆、さみしさ、恐ろしさという、ぎりぎりの〈感情感〉が創作における大切な要素です」などと語った。

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