『エキサイトイズム』サービス終了のお知らせ
この度『エキサイトイズム』は2019年9月30日をもちましてサービス終了をさせていただきました。
これまで皆さまに賜りましたご愛顧に心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

恵比寿映像祭レポート(2) 都築響一のトンデモ作品

2010年 2月 22日 14:45 Category : Art

このエントリーをはてなブックマークに追加

 アート×映像の祭典「恵比寿映像祭」が開催中だ。この期間、美術館全フロアはホールでの上映とライブパフォーマンス、トークセッションなどをのぞいてすべて無料となる。この記事では、美術館という枠を飛び越えたアヴァンギャルドな展示が並ぶ地下1階展示室と、恵比寿ガーデンプレイスのセンター広場に突如出現した話題のインスタレーション作品を紹介したい。

 今年のテーマは「歌をさがして」。その「歌」そのもののとも言える展示が、地下1階フロア入ってすぐの都築響一氏による作品「レーザーカラオケ、それは3分間の人生劇場だった——。」である。

 これは、カラオケスナックという空間を公共の美術館で再現した、おそらく世界で初めての仰天企画だ。この数年、編集者である都築氏がずっと取材を続けている日本全国のカラオケスナック。数々のスナックを取材していくうちに、いわゆる「歌自慢」が集まるカラオケスナックには、必ずレーザーディスクのセットが導入されているということに気がついたという。

 ご存知のとおり、カラオケは日本発の大衆文化であり現在では通信カラオケが主流。しかし、基本的に通信カラオケの映像は歌詞を参照するためだけの映像となっており、その歌が持つ世界観を投影したものにはなっていない。レーザーディスク時代のカラオケには、その歌独自の映像が収録されている。そんな一曲一曲の映像を「3分間の短編映画」ととらえ、メディアの変遷とともに消えゆく映像の世界を堪能できるのが、本作品である。

Related article

  • 型紙に焦点をあてた「KATAGAMI Style」展が開催中
    型紙に焦点をあてた「KATAGAMI Style」展が開催中
  • 2月に「クリストとジャンヌ=クロード展」開催
    2月に「クリストとジャンヌ=クロード展」開催
  • イタリアのノッポさん? クレイアニメ作家・湯崎夫沙子の世界
    イタリアのノッポさん? クレイアニメ作家・湯崎夫沙子の世界
  • 街の文具店「カキモリ」/蔵前・鳥越、つくり手の顔が見える街(1)
    街の文具店「カキモリ」/蔵前・鳥越、つくり手の顔が見える街(1)
  • CIBONE青山に「草間彌生携帯」限定ショップ
    CIBONE青山に「草間彌生携帯」限定ショップ
  • 夢と幻想のカオスが漂う、ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展
    夢と幻想のカオスが漂う、ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展

Prev & Next

Ranking

  • 1
    ドゥ・ラ・メールからボディクリーム誕生
  • 2
    メゾンエルメスでディディエ・フィウザ・フォスティノ展
  • 3
    イタリア、パオラ・レンティが日本本格デビュー
  • 4
    原宿・明治通りに「ゴディバ ショコイスト原宿」オープン
  • 5
    バレエの絵画と言えばドガ。それはオペラ座で競い合う踊り子達
  • 6
    「セイコー ブライツ」ワールドタイムソーラー電波時計の新作
  • 7
    ドイツの現代美術家、レベッカ・ホルンの日本初個展
  • 8
    今週末見るべき映画「ニューヨークの巴里夫(パリジャン)」
  • 9
    まばゆい「光の彫刻」に酔い知れる
  • 10
    HOTEL CLASKAで「ヒント日 展 見えない視線」

Excite ism :

このエントリーをはてなブックマークに追加