自由な絵ときもちいい言葉の世界 「いのくまさん」

2010年 4月 22日 20:00 Category : Art

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 こどもの ころから
 えが すきだった
 いのくまさん
 おもしろい えを
 いっぱい かいた

 東京・初台の東京オペラシティアートギャラリーで、日本を代表する洋画家・猪熊弦一郎氏の展示「いのくまさん」が始まった。この展覧会は、香川県の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で2007年に開催された展示の東京展である。

 谷川俊太郎氏・文、杉浦範茂氏・構成による猪熊弦一郎氏の絵本「いのくまさん」(小学館)の内容に沿って、ドローイング、ペインティング、おもちゃ等約100点の作品が展示されている。


 猪熊氏は、1902年に香川県丸亀生まれ。1921年に上京し、東京美術学校(現・東京藝術大学)で藤島武二氏に師事。1938年よりパリに留学し、アンリ・マティスに指導を受け、藤田嗣治氏、宮本三郎氏らと交遊を深める。終戦後は日本に帰国し美術教育を行っていたが、1955年にニューヨークへ、画家として再出発することになる。1975年にハワイに移住。晩年は東京で暮らし1993年、享年90歳で急逝した。

 では、生涯飽くことなき探求心で絵や造形に向かっていった、いのくまさんの世界へ行ってみよう。


 谷川俊太郎氏のこころよい響きの言葉で、展覧会は進んでいく。猪熊氏が幼い頃に描いたドローイングや自画像、そして、猪熊氏が愛したモチーフである人の顔、猫、鳥とストーリーは続く。

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