メゾンエルメスでディディエ・フィウザ・フォスティノ展

2010年 9月 29日 16:00 Category : Art

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 地上20メートルの高さに設置された茶室「スカイ・イズ・ザ・リミット」(2008年、韓国)や、危険でハイブリッドなブランコ型アーバン・ファニチャー「ダブル・ハピネス」(2009年、香港)など、建築からアートにまたがる幅広い領域に作品を展開しつづける建築家ディディエ・フィウザ・フォスティノ氏による展覧会が東京・銀座のメゾンエルメス8Fフォーラムで開催中だ。


© Nacása & Partners Inc. / Courtesy of the Fondation d'entreprise Hermés

 パリとリスボンを拠点に、建築事務所「Bureau des M é sarchitectures」を率いて制作活動を行うディディエ・フィウザ・フォスティノ氏は、2000年のヴェネツィア建築ビエンナーレへの出展作品「輸送中の身体」で国際舞台への衝撃的なデビューを果たした。日本でも2008年に開催された横浜トリエンナーレにノミネートされ、同時開催のH BOXの設計者として広く紹介されている。

© Nacása & Partners Inc. / Courtesy of the Fondation d'entreprise Hermés

 フランスにおいても、その年もっとも活躍した建築家に与えられる「ドゥジャン賞」を受賞(2010年)し、現在その活動に対する注目は世界的に高まっている。

 今回、エルメス財団の依頼で企画した本展のタイトル「Agnosian Field」は、「認識不可能な場」を意味したもの(「Agnosian」の語源「agnosia」は心理学用語で失認・認知不能の意を持つ)。フォスティノ氏は、ガラスブロックに包まれたメゾンエルメス8Fフォーラムの現代的な建築物の内側で、音楽やドローイングなど異なる表現をそれぞれの「場」として媒介させながら、わたしたちの認識のなかにある「建築」を消去することを試みている。

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