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銅の精錬で栄えた島に「家プロジェクト」:瀬戸内国際芸術祭

2010年 10月 10日 17:00 Category : Art

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 柳幸典氏の作品は、戦後日本を代表する作家、三島由紀夫をテーマとしたものだ。東京都渋谷区松濤にあった旧三島邸の廃材や映像を使った体験型の作品は、圧倒的な力を持つ場と相まって、強いメッセージ性を持っている。

柳幸典「ヒーロー乾電池」(2008)撮影:阿野太一

 そしていよいよ今年、プロジェクトは第二期を迎えた。新たに公開されたのは島内4ヵ所に点在する、犬島「家プロジェクト」だ。過疎化が進む集落内の空き家をアートで再生する試みで、犬島では初めてのこと。キュレーター・長谷川祐子氏、建築家・妹島和世氏という金沢21世紀美術館オープンに寄与したふたりとともに、「精錬所」を手がけたアーティスト・柳幸典氏の三人でプロジェクトにあたった。

 「家プロジェクト」を巡る島内ルートは、左まわりか右まわりのどちらかを選ぶことになる。左まわりのルートで最初に出会うのが、F邸「山の神と電飾ヒノマルと両翼の鏡の坪庭」(2010年)だ。

F邸「山の神と電飾ヒノマルと両翼の鏡の坪庭」(2010年)柳幸典

 山神社の下の傾斜地に位置するF邸はガラス張りの日本家屋。敷地の下には桃の木が植えられており、そこから家屋を見上げると、家の中にこうこうと光る電飾の日の丸を目にすることができる。

F邸「山の神と電飾ヒノマルと両翼の鏡の坪庭」(2010年)柳幸典 設計:妹島和世

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