生まれ変わったポルシェのSUV カイエン

2007年 5月 22日 17:02 Category : Car

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ドイツのスポーツカーメーカーであるポルシェのSUV、カイエンは、昨年12月に一部改良が施され、同月から日本でも受注が行われていた。この新たに生まれ変わったカイエンに試乗することができたので簡単に報告したい。

 新たに生まれ変わったカイエンでポイントとなるのは、外観デザインの変更と新エンジンの搭載など。

 外観デザインの特徴としては、登場当初ポルシェの一員であることを強調するために採用していた同社の「911」にも通ずるフロントマスクを変更。独自性を増しながらよりシャープなイメージのデザインに変更している。併せてリアのコンビランプ回りのデザインも変更している。


 エンジンではまず、これまでカイエンに搭載されてきた3.2LのV6エンジンから、排気量を3.6Lに拡大したV6エンジンへと変更。最高出力も従来比40psアップとなる290psとなり、最大トルクも従来の310Nmから385Nmへと性能アップを果たしている。この結果0-100km/h加速性能は8.1秒と従来より1秒速くなった。また最高速は227km/hとなる。

 そして「カイエンS」では、これまで搭載されていた4.5Lの排気量を持つV8エンジンが4.8Lに排気量拡大されている。加えてバルブタイミング機構とバルブリフト量制御機構を持つ「バリオカム・プラス」を採用すると同時に直噴システムも採用。これにより最高出力は従来比で45psアップとなる385psに。併せて最大トルクも80Nmアップの500Nmを実現。これによって0-100km/h加速性能を6.6秒とし、最高速は252km/hに。

 さらに最上級モデルである「カイエン・ターボ」はカイエンSの4.8Lエンジンにツインターボを組み合わせることによって、最高出力は従来比で50psアップの500ps、最大トルクは従来比80Nmアップの700Nmへと性能アップ。これによって0-100km/h加速性能は5.1秒、最高速は275km/hを実現する。

 今回試乗することができたのは、カイエンおよびカイエン・ターボの2台。まず、カイエンは従来モデルに比べて大分、力強さを増したのが印象的。3.6L化されたことで、速さを手に入れたのはもちろんエンジン回転の気持ち良さが相当に増したといえる。カイエンはシリーズ中最もベーシックなモデルだが、シリーズの中では最も軽量のためか走りのバランスにも優れており、シリーズの中では最もコストパフォーマンスに優れたベスト・バイといえる仕上がりだった。


 一方最上級である、カイエン・ターボは、アクセルにわずかに力を込めるだけで十分以上の加速性能が得られる。全開加速ではアッという間に法定速度に達してしまうほど。その力強さはまさに最上級に相応しい印象だった。またカイエン・ターボではエアサスペンションを備えているため、乗り味は高級サルーンに匹敵するしなやかさと滑らかさを手に入れているのもポイント。極めて上質で圧倒的な速さを持つ1台だったといえる。

公式サイト


取材/河口まなぶ

Related article

  • 50台が集合「MINI アニバーサリーラン」フォトレポート
    50台が集合「MINI アニバーサリーラン」フォトレポート
  • ライカ銀座店5周年記念「ライカM9 ハンマートーンセット」
    ライカ銀座店5周年記念「ライカM9 ハンマートーンセット」
  • ハイブリッドのポルシェ「ポルシェ918スパイダー」予約開始
    ハイブリッドのポルシェ「ポルシェ918スパイダー」予約開始
  • イタリアンデザインの変革を。300万以下のジュリエッタ 限定車登場
    イタリアンデザインの変革を。300万以下のジュリエッタ 限定車登場
  • スカイラインがSUVに「スカイライン・クロスオーバー」
    スカイラインがSUVに「スカイライン・クロスオーバー」
  • 今週末見るべき映画「暮れ逢い」
    今週末見るべき映画「暮れ逢い」

Prev & Next

Ranking

  • 1
    フォトイメージングエキスポ2007
  • 2
    レイングッズだから楽しめるド派手カラーの雨の日アイテム
  • 3
    今週末見るべき映画「1001グラム ハカリしれない愛のこと」
  • 4
    ドワネルさんがおすすめする、夏のさわやかワイン
  • 5
    ドイツのデザイン家電が100台!ミーレのショールームが目黒に
  • 6
    大人の炭酸で乾杯したい「トゥモローランド」
  • 7
    シュールに歪んだデビアス銀座が3/20オープン
  • 8
    現代アートの最先端から次世代の「視点」を見る、森美「六本木クロッシング2013展」
  • 9
    中島かずき氏インタビュー|どんなときでも、とりあえず手を動かす
  • 10
    2018年12月15日~2019年2月2日(土)Ahn Jun「One Life」展 CASE TOKYO

Excite ism :

このエントリーをはてなブックマークに追加