日本のデザインが逆輸入されたマリメッコのフィンランド店

2011年 3月 10日 18:25 Category : Design

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 フィンランド生まれのライフスタイルブランド、マリメッコ。マイヤ・イソラの大きな花柄のUNIKKO(ウニッコ)や、幾何学模様が美しいKAIVO(カイヴォ)、脇坂克二氏の色鮮やかな車の柄BO BOO(ブ ブー)、ダイナミックな葉っぱのアンナ・ダニエルソンのBOTTNA(ボッツナ)等、柄をひと目見ただけで「あ、マリメッコ」とわかる。それほど日本にはマリメッコのファブリックの柄が浸透している。日本でも表参道に、マリメッコのオンリーショップが出来た時に駆けつけた人は少なくないだろう。かくいう私もオープンにかけつけて、そそくさと小物やバッグを買い漁ったのを記憶している。

ヘルシンキのKämp GalleriaのMarikulma店

 そのマリメッコ表参道店の空間デザインを手がけ、この度2月にオープンしたヘルシンキのKämp Galleria(カンプギャラリア)のMarikulma(マリクルマ)店、そしてフィンランド国内、ベルリン等世界各地で展開するマリメッコの店舗デザインを手がけたのは、日本人建築家のima設計事務所だ。imaは、小林恭氏と小林マナ氏による建築設計事務所で、渋谷にあるセレクトショップ「デスペラード」や、イタリアの革小物ショップ「イル・ビゾンテ」等の設計を手がけている。

 なぜ、フィンランドの国民的ブランドともいえるマリメッコが日本人建築家にグローバルのショップデザインを発注することになったのか、経緯を聞いた。最初にimaがマリメッコと関わることになったのは、2005年に青山スパイラルガーデンで開催された「marimekko マリメッコ」展。天井からダイナミックにファブリックを吊り下げて構成された、布の林や湖の中を回遊していくような空間は、ひと目で本国のデザインチームに気に入られたのだという。小林恭氏は、

 「スパイラルの展示を担当した当時の社長がキルスティ・パーッカネン氏という個性的な人で、マリメッコのブランドを再生するのに尽力された方なんですが、彼女がすごく気に入ってくれたんです。なので、その後の日本の店舗設計時も、特に先方からのリクエストはなく、ほとんどお任せでした」

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