建築、アートがつくりだす新しい環境―これからの“感じ”

2011年 11月 17日 12:58 Category : Design

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 生命体の根源的な存在の仕方である、連鎖や連続性をもった関係性を許容する「からまりしろ」のある建築を実践する建築家の平田晃久氏は、台湾で計画中の「architecture farm」の模型と、アメーバのように増殖していく粘膜のようなひだをもった建築模型群を展示している。

 また、平田氏は同時開催の「ブルームバーグ・パヴィリオン・プロジェクト」でも、体験型の実践をともなった展示作品として、美術館エントランス脇の屋外に展示されたリアルスケールの建築「ブルームバーグ・パヴィリオン」を設計した。パヴィリオンの屋根付近にとりついた、ハイプレインという単純な幾何学の二等辺三角形の組み合わせによる複雑な形態のひだが、幾何学では作りえない自然な木陰をつくりだしている。

平田晃久「ブルームバーグ・パヴィリオン」2011

 「同じものの反復が均質なものになっていくのが近代の建築だとすると、同じものの反復なのに有機的になっていく世界、そんな自然環境のようなものを単純な仕組みでつくろうと思った」と、パヴィリオンについて平田氏は説明する。パヴィリオンでは本展会期中から2012年10月まで、若手アーティストの個展やパフォーマンスなどが開催される。

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