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建築、アートがつくりだす新しい環境―これからの“感じ”

2011年 11月 17日 12:58 Category : Design

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 インド・ムンバイを拠点に活動するスタジオ・ムンバイは、昨年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展特別表彰受賞作品を本展にあわせて特別に再構成した作品を展示。ビジョイ・ジェイン氏を中心に、建築家、大工、石工、家具職人らで構成されるスタジオ・ムンバイのスタジオを再現している。都市環境からインスピレーションを得て、インドならではの素材を用い、職人の手作業で作られたスタディ模型やモックアップは、美術館の展示室のなかでそれだけでインテリアとして建築の部分を構成しながら、カオスとなした都市空間全体を覆うようなリアリティのある物質感でみる者にせまってくる。

スタジオ・ムンバイ「ワーク・プレイス」2010

 ガーナ生まれでナイジェリア在住のエル・アナツイ氏は、世界的に評価の高い現代アフリカを代表するアーティスト。これまでにも2度ヴェネチア・ビエンナーレに参加、2000年以降はワインやビールなどの瓶の蓋やシールなど、廃材を加工し繋ぎ合わせ織物にもみえるスケールの大きな作品を発表している。

エル・アナツイ「ガーデン・ウォール」2011

 本展に出品された壁と床を覆うように展示された作品は、建築と同じように空間のメタファーとして存在していながら、無限に増殖していく生命体に近い環境の近い存在にもみえる。その作品がもつ美しさの背景には、貧困や人口爆発などのアフリカ諸国が抱える社会問題や、歴史的背景を垣間みることができる。

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