特撮にみる職人の技術と匠の技。『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』

2012年 8月 1日 12:00 Category : Design

このエントリーをはてなブックマークに追加

 東京都現代美術館で、日本の「特撮」の映像技術をテーマにした大規模な展覧会『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』が開催中だ。『特撮』とはミニチュア模型などを用いて撮影 製作されたテレビや映画などの映像作品のことで、怪獣映画やSF作品など、実写では不可能な映像を特殊撮影により実現し、戦後の日本の高度経済成長のなかで人気を博した映像表現のひとつ。

 戦後生まれの現在40歳以上の世代にはおなじみの「ゴジラ」や「ガメラ」、「ウルトラマン」や宇宙戦争ものなど、日本の特撮映像の父、円谷英二がはじめた日本の特撮は、ヒーローや巨大怪獣たちが精巧なミニチュアでつくられた都市の風景のなかを大暴れするダイナミックなシーンで、子供たちを中心にそれを観る人々を熱狂させた。そんな特撮の中からミニチュアワークと呼ばれる技術や表現に特化した作品や資料を一堂に集め、展示している。

メカゴジラ2 スーツ「メカゴジラの逆襲」1975年 東宝特殊美術課 制作

 本展は東京都現代美術館がスタジオジブリの企画協力のもと、2003年夏から毎年この時期に開催してきたアニメーションに関する企画展としては、今年で10回目となるもの。今回の展覧会ではスタジオジブリ プロデューサーの鈴木敏夫氏、そして人気アニメ 『エヴァンゲリオン』シリーズを手がける庵野秀明監督、映画監督の樋口真嗣監督の3名がタッグを組むこともあり、開催前から大きな話題になった。

左から、樋口真嗣副館長、庵野秀明館長、鈴木敏夫プロデューサー


Related article

  • 銀座三越ホワイトデー「GINZA紳士のためのギフト指南」が開催中
    銀座三越ホワイトデー「GINZA紳士のためのギフト指南」が開催中
  • 建築家 丹下健三の瀬戸内。「丹下健三 伝統と創造 瀬戸内から世界へ」展
    建築家 丹下健三の瀬戸内。「丹下健三 伝統と創造 瀬戸内から世界へ」展
  • 深澤直人&皆川明インタビュー 「ふしとカケラ MARUNI COLLECTION HIROSHIMA with minä perhonen」
    深澤直人&皆川明インタビュー 「ふしとカケラ MARUNI COLLECTION HIROSHIMA with minä perhonen」
  • 若手建築家ユニット、大西麻貴+百田有希の新作
    若手建築家ユニット、大西麻貴+百田有希の新作
  • シャネル、メティエダールコレクション、その魅力と意義
    シャネル、メティエダールコレクション、その魅力と意義
  • デジタルライカの最高峰「ライカ M9 チタン」日本上陸
    デジタルライカの最高峰「ライカ M9 チタン」日本上陸

Prev & Next

Ranking

  • 1
    永遠のCM修行僧、中島信也の絵コンテ集
  • 2
    25日まで川上元美展、日本の巨匠を知る
  • 3
    ジャズ名盤講座第19回「リバーサイド編 Part2」ビギナー向け19選!マスター向け19選!
  • 4
    表参道に「カカオサンパカ」初のカフェ併設2号店
  • 5
    今週末見るべき映画「フード・インク」
  • 6
    Rの凄み+ゴルフの誠実=VWゴルフR|試乗レポート
  • 7
    はじめてのおもてなし 【今週末見るべき映画】
  • 8
    山中俊治ディレクション「骨」展
  • 9
    大手町「iiyo!!」にパリNo.1フレーバーティが上陸
  • 10
    今週末見るべき映画「イーダ」

Excite ism :

このエントリーをはてなブックマークに追加