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特撮にみる職人の技術と匠の技。『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』

2012年 8月 1日 12:00 Category : Design

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 本展開催のきっかけは、2009年に庵野監督が鈴木プロデューサーに相談したことがきっかけだったという。アニメーションや実写の現場でCGに代表されるデジタル技術が発展し一般化したことで、『特撮』をめぐる状況に変化がおこった。また合理化のもと、特撮映画やドラマの貴重な資料は破棄され散逸する。自らの創作活動の原点である特撮を巡るそんな状況に危機感を持ったという庵野監督。リアルタイムで特撮映像で育った世代による、「特撮」へのオマージュと強い思い、そしてCGだけではない、映像技術の粋が詰まった日本のものづくりの高い技術の結晶でもあった、特撮映画の製作現場へのリスペクトがたくさんつまった展覧会だ。そしてそんな特撮の現場で、今は失われつつある職人技術を楽しみながら次世代に伝えるための展覧会でもある。

 展示されるのは、特撮映像作品で実際に使用されたミニチュアや資料など、500点以上。日本の特撮映画には欠かすことの出来ない舞台となった「東京タワー」の細部まで精巧につくられた模型にはじまり、SF映画や怪獣もの、ヒーローものなどで使用された宇宙船や怪獣模型、銃やミニチュアの都市模型、実際に映画のなかで使用された着ぐるみや特撮ヒーローのマスクなどに加え、ウルトラマンをはじめ、数多くの特撮映画の特撮美術監督、デザイナーをつとめた成田亨氏の貴重な原画や、空想科学イラストや戦記物、プラモデルなどの箱絵を描いた小松崎茂氏のポスター画など、特撮映画を巡る貴重な歴史的資料もみることができる。

「モスラ」(1961年)東京タワー オリジナル図面から再制作 戸井田工業/制作


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