デザインタイド トーキョー現地速報レポート #1 Coca-Cola “Bottleware”

2012年 10月 31日 15:35 Category : Design

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 10月31日(水)、ついに幕を開けた「デザインタイドトーキョー2012」。その中核ともなっている東京ミッドタウンのメイン会場において、コカ・コーラのコンツアーボトルを題材にした注目のエキシビションが開催中だ。

 「Coca-Cola “Bottleware”(ボトルウェア)」と題されたこのエキシビションは、くびれたボトルのシルエットで1886年の誕生から125年以上もの長きにわたり世界で愛され続けている「コカ・コーラ」のボトルをテーマに、新たな観点でのリサイクルを提案するというもの。世界的な活躍が注目されるデザインオフィス「nendo」とのコラボレーションにより、リサイクルのさらに先を考えた“価値を変換する=アップサイクル”の概念を提示。すでにリサイクルを繰り返されボトルとしての役割を終えたコンツアーボトルを100%再利用して、新たな機能を持たせたプロダクト「ボトルウェア」が誕生するまでのストーリーが展示されている。

 「コカ・コーラの誕生の地である米国・ジョージア州の森に由来する、“ジョージア・グリーン”と呼ばれる独特の緑がかったガラス色と、ガラスの中に見える細かい気泡や歪みこそが再生ガラスの魅力だと捉え、それを活かしたシンプルな形状にしたいと思う一方で、どこかコンツアーボトルの面影を感じさせるものにしたいと考えた」と語るnendo代表・佐藤オオキ氏。完成した「ボトルウェア」は、まさしくコンツアーボトルのイメージをそのままテーブルウェアに置き換えたと思えるほどに潔くシンプルな解釈で表現されている。しかし、およそ8ミリほどはあると思われるリムの厚さや、ほどよく手になじむあたたかい丸みのあるフォルム、丁寧に研磨して仕上げられたガラスのテクスチャー、あえて底面に施したナーリングと呼ばれる衝撃緩和のための突起など、様々なこだわりが一見では気づかないほど奥ゆかしくディテールに散りばめられている。


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