ユルゲン・ベイが提案する、新しいオフィスのあり方

2013年 2月 27日 08:00 Category : Design

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ダッチ・デザインの重鎮・ユルゲン・ベイ氏による展覧会「Fantasy Room for working by Studio Makkink & Bey」が、渋谷ヒカリエのCreative Lounge MOV aiiimaにて現在開催中だ。ドローグデザインの立役者である彼が、2006年から提唱する新しいオフィスのあり方ーー「Prooff=Progressive Office」を体感できる展示となっている。

 ユルゲン・ベイ氏が提唱する「Prooff」とは、「プライベート空間を充実させる」という方向からは180度異なる考え方で、「パブリック空間を不特定多数の共有スペースとして、もっと活用するべき」という思いに基づく。都市空間の柔軟な使い方から、ひいては新しい働き方、生き方まで提案する考え方になっているのが興味深い。その「Prooff」を具現化した家具のひとつが、この「Ear Chair」だ。2009年に発表されたこのチェア、ちょうど座った時に顔の周辺を囲むようにヘッドレストが広がっているため、適度に周囲の雑音をシャットアウトし、個の空間を創りだしてくれる。アームレストはノートパソコンを置いて作業をするのに最適な大きさ。座るだけで集中力を高めてくれるような雰囲気さえ感じる「Ear Chair」、すでにオランダの大手保険会社のラウンジ等への導入実績もあるとのこと。

「Ear Chair」

Related article

  • 10月8日(月)、1日限りの『六本木アートカレッジ』
    10月8日(月)、1日限りの『六本木アートカレッジ』
  • TDWレポート、スマートフォンでインスタレーション
    TDWレポート、スマートフォンでインスタレーション
  • ディーター・ラムス インタビュー、機能主義デザイン再考
    ディーター・ラムス インタビュー、機能主義デザイン再考
  • 新しい体験型パフォーマンス作品「MIRAGE(ミラージュ)」とは!?
    新しい体験型パフォーマンス作品「MIRAGE(ミラージュ)」とは!?
  • 高木正勝氏インタビュー『おおかみこどもの雨と雪』への想い
    高木正勝氏インタビュー『おおかみこどもの雨と雪』への想い
  • 新世代クリエイターによる、iida 2010夏モデル
    新世代クリエイターによる、iida 2010夏モデル

Prev & Next

Ranking

  • 1
    ミラノサローネとは一体何なのか?━世界最大のデザインイベント
  • 2
    今週末見るべき映画「起終点駅 ターミナル」
  • 3
    木の名作椅子「HIROSHIMA」が生まれる現場を訪ねる。 マルニ木工・本社工場レポート
  • 4
    上質なポートワイン×ショコラを味わうのが、大人の愉しみ
  • 5
    ジャズ名盤講座第1回「ブルーノート~1500番台編」
  • 6
    伊勢丹新宿店 食品フロアが6/13リニューアル
  • 7
    最新のデザイン「Fx0」|革新し続けるデザイナー 吉岡徳仁(1)
  • 8
    夏バテに効く、エジプト塩をつかったお料理4品
  • 9
    「MoMA Design Store」が秋冬コレクション発表
  • 10
    日本のアネモネが繋ぐ、時と国を超えたコラボ。ペリエ ジュエ ベル エポック初の限定ボトル登場

Excite ism :

このエントリーをはてなブックマークに追加