おもてなしの心にあふれた日本茶のセレクトショップが福岡にオープン 「151E(イチゴイチエ)」

2013年 11月 27日 12:00 Category : Design

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お茶の選定には151Eならではのこだわりがある。例えば、佐賀の嬉野茶は、玉緑茶と釜茶の茶葉をブレンドしている。釜茶ならではの香ばしさを出しながら、玉緑茶の見た目に美しい緑色をだすためだ。そんなその土地ならではの旨味を引き出した茶葉の最適なブレンドは山科さん自身が手がけている。入門編としては、色と香りが出やすく、お湯で淹れても水で淹れても美味しくのめる鹿児島の知覧茶をおすすめしてくれた。

茶葉は、ペットボトルやティーバッグ緑茶が普及するなか、急須で淹れる香り高いお茶を家庭で手軽に楽しんでもらいたいという思いから、151Eでは一煎用のパックから用意している。さまざまな産地の味わいのことなる茶葉を、新鮮包装しているので、毎日手軽に九州各県の本格的な日本茶を楽しむことができる。

山科さんにお茶の簡単な美味しい淹れかたを教えてもらった。大切なのはお湯の温度と、お茶とお湯の量。茶葉は二杯分の煎茶で、小さじのスプーンで二杯程度適量をはかっていれる。お湯の温度は煎茶で70°くらいが適温といわれている。ポットから沸騰したお湯を直接急須にいれるのではなく、湯のみなど湯ざましにいれる。冷えた器に一回移すごとにお湯の温度が10°下がる。それを繰り返すことで、温度計などを使わずにお茶を淹れるのに適した温度にすることができる。お湯の量は湯のみに八分目程度が適量とのこと。


急須に適量の茶葉と適温のお湯をいれたら、お茶の葉が開くのを静かに待つ。浸出時間はお茶の種類により一煎目で、煎茶・玉緑茶で約60秒、番茶・焙じ茶で約30秒など、茶葉により調節するとなお美味しいお茶を淹れることができる。急須で淹れることで、日本茶ならではの一煎目の甘み、二煎目の深みと苦みと、新鮮な茶葉ならではの多様な味わいを楽しむことができる。以上、お茶の葉に適した淹れかたがあるが、これを基本に自分に合った淹れかたをすれば、本格的な日本茶を簡単に美味しくいただくことができる。

お菓子は、九州全県から日本茶のテイストに合わせ、お茶に合うかりんとうを中心にセレクト。とくにこだわりは、百貨店などに卸をしないお店がつくる銘菓を厳選して選んでいること。

地域の素材でつくられたかりんとうのほかにも、それぞれの県の特徴的な豆菓子などのお菓子や、福岡市内でも151E以外ではあまり手にいれることができない、本格的な茶会で出される季節感のある生菓子も日替わりで入荷する。今後、豊潤な甘みとフレッシュな香りで全国的にしられる福岡のいちご「あまおう」をつかった和菓子なども独自企画し、お菓子もさらに進化させていく。さらに九州でつくられた調味料なども展開する予定だという。


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