「戦後日本住宅伝説―挑発する家・内省する家」、開催中

2014年 8月 12日 09:00 Category : Design

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埼玉県立近代美術館で住宅に焦点をあてた建築展「戦後日本住宅伝説―挑発する家・内省する家」が開催中だ。

篠原一男《白の家》1966年、Photo/新建築社写真部

戦後、日本の建築は、西洋の近代建築の影響を反映させながらも、日本の風土に根ざした独自の発展をとげてきた。なかでも住宅建築は、ときに新進建築家たちがその才能を世に問うきっかけとして、また、人間が暮らす住まいにおける、建築の実験の場として、世界にも類をみないユニークな作品を多く実現する舞台としての役割を担ってきた。

本展では、そんな戦後日本の住宅にフォーカスをあてながら、建築が単なる住まいであるだけでなく、芸術性までをも視野に入れたものであることなどを、建築家の手による戸建て住宅や集合住宅を例に多面的に検証する。

清家清《私の家》1954年、Photo/新建築社写真部

本展では戦後から1970年代までにつくられた作品にしぼり、16人の日本の建築家による16の作品を紹介する。丹下健三の自邸である『住居』(1953年)からはじまって、伊東豊雄が設計した『中野本町の家』(1976年)まで、建築家の自邸から、デビュー作、建築家の思想を具現化した作品、芸術性、それら住まいとしての建築のそれまでの概念を刷新した革新的なものまで多岐にわたる、バラエティ豊かな作品が選ばれている。

Photo/Takashi Kato

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