カーゴバイクで、ひと味違った“愛車生活”

2014年 8月 18日 08:00 Category : Design

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車はいい。思い立ったらいつでも気軽に“チョイ旅”ができる。お気に入りの音楽と好きなものを思う存分乗せて、行先は風に聞こう。ストレスと過剰な情報が渦巻く現代社会の中で、最初から最後まで誰にも邪魔されない自分だけの空間だ。もはや移動手段の範囲を超えているといっても過言ではない。

ところが、都会というのはどうも車愛好家にやさしくないのだ。道が狭い、渋滞する、維持費がかかる、というかそもそも止める場所がない…。ちょっと解放感を求めたいだけなのに、ハードルがものすごく高い。アーバンライフを送る者に、このロマン詰まった道楽は許されないのか!?

そこで紹介したいのが、アウトドア的自転車である。しかも、荷物をたっぷり積めるロングテールがいい。最近巷で人気を集めているのは、SURLYの『BIG DUMMY』。ロングテールバイクの元祖ブランドXtracycle社がリリースするオプションパーツを装着し、なんと最大90kgの積載量を誇るカーゴバイクだ。後ろにコブ付きだからって、トレーラーを連結した三輪・四輪とはちょっと違う。有用性とスタイリッシュさを兼ね備えたその風貌は美しく、路上に止めてあったら思わず振り返ってしまうほどカッコイイ。

「BIG DUMMY」
272,160円(税込、完成車)/本体サイズ:S(16inch)、M(18inch)、L(20inch)、XL(22inch)/カラー:Assfault‐Gray/カテゴリー:MTB


そもそもブランド名のSURLYは、「無愛想な」「むっつりした」という意味だ。売らんかな精神で次々と新しい商品を売り出す“流行り”メーカーとは違い、ユーザーが本当に楽しめるモノ、愛せるモノだけにこだわっている。創業は1998年。アメリカ生まれのブランドだが、スタッフたちの自転車愛はハンパない。一見アナログなチャリとの生活が、どれだけ人々に価値ある時間を提供してくれるのかを心底知っているのだ。

「シンプルな美しさ、効率、扱いやすさ、それから気が遠くなるほどの『自由』な感覚…。これをみんな持っている自転車ってやつは、世の中に貢献する可能性があるなんてもんじゃなくて世の中を良くしている、今この瞬間も…。僕たちはそう信じてるんです」。熱く語る彼らの言葉がまた、自転車と歩む人生の魅力を一層引き立たせてくれる。

食糧、服、酒、機器、本、サーフボード、楽器、キャンプ道具…。その優れた収容力には、度肝を抜くこと間違いないだろう。この際、バイカー必須アイテムのメッセンジャーバッグだって収納すべき。あの、背中や肩をにじませる汗の不快感までも積めこんでしまうのだ。うまく乗り場を作れば愛犬の席だってしっかり確保できる。一緒にテール(しっぽ)を振りながら、いざ現実逃避の旅に出ようではないか。

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