名古屋の"天空の城"、トーヨーキッチンスタイル本社がリニューアル

2014年 12月 16日 08:20 Category : Design

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名古屋・一社。この半年、大通り沿いに箱を詰んだような不思議な建物が建てられ、密かな話題となっていたことをご存じだろうか。実はここ、トーヨーキッチンスタイルの本社。ファッショナブルなキッチンとインテリアの提案で、風雲児となった同社の、本社社屋が大規模なリニューアルを行っていたのだ。


11月末、ついにその本社社屋がベールを脱いだ。新空間の名は、「THE HOUSE」。1000人が訪れたというオープニングの日、早速脚を踏み入れてみた。やはり気になるのはあの「凸」の部分。中はこのように自然光がたっぷり入る、部屋のような空間になり、眺めを楽しめる。


建築のテーマは浮遊感と透明感。まさに天空の城だ。夜はこのように、街に向ったショーケースのような存在となる。最大で3m突き出している。窓ギリギリまで中に入ってOK。一見、非日常的な空間に思えるが、高層マンションや別荘など眺望や夜景を重視した住空間を、リアルにイメージしやすい場所だと感じた。


そして内覧会では40分待ちの行列が出たのが、最上階の天空のバー「THE ROOM」。通常はクローズドで、この場所に招かれるのはキッチン&インテリアを極めた人だけ。つまりは同社のVIPルームであり、全国から特別な顧客だけが招かれる。


「ステンレスやタイルというと硬くて冷たい印象がある。そうではないことを、有機的な曲線で表現した空間で見せたかった」と言うのはインテリアデザイナーの橋本夕紀夫さん。曲面がむくりと盛り上がったような空間は、一人の職人がつききりで担当したという。「おさまりが複雑なため、複数の人ではつじつまが合わなくなる恐れがある。それほど精緻な仕事でした」と橋本さん。

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