nendo佐藤オオキ氏のパッケージデザインが光る、プレミアムバナナ

2015年 4月 21日 17:00 Category : Design

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3本でなんと2,000円! 一般的に売られているバナナが5〜6本で安いものなら100円台と考えたら、なんと20倍以上の値段がつけられたプレミアムバナナが、この春、伊勢丹新宿店 地下/生鮮食品売り場に毎日数量限定でお目見えして話題を呼んでいる。


このバナナは「地球育ち しあわせバナナ®」という名前。なんともおおらかなネーミングであるが、この名前を授けたのが「POPEYE」、「BRUTUS」、「Tarzan」の創刊編集長を務めた敏腕エディター・石川次郎氏。石川氏の子供時代はバナナが贅沢品だったそうで、大切に育てられたプレミアムバナナに馳せた想いが、そのままネーミングに反映されたのだとか。

そして、このパッケージデザインを手がけたのがnendoの佐藤オオキ氏である。ショッパーを兼ねたパッケージとなっているのは、バナナの葉をプリントした一見普通に見えるもの。中身を取り出すには、ショッパーのハンドルを取り外さなければならない。だが、ここからがnendoらしい仕掛けに溢れている。このショッパーは一枚の紙で、なんと葉っぱの形をしているのである。そして開いた裏側には、このバナナがどうやって育てられてプレミアムバナナとなってきたのかのストーリが語られている。

記者発表のときに行われた石川次郎氏と佐藤オオキ氏のトークショー

つまり、このパッケージ兼ショッパーは、物語の語り手でもあるというわけだ。だがこれだけで終わりではない。バナナにはよくブランド名がシールで貼られているが、この「地球育ち しあわせバナナ®」には、バナナの形をしたシールが貼られている。じつはこのシールは2枚重ねになっていて、上の部分をはがすと、バナナみずからがこのバナナのおいしさと魅力を語るという、非常にユニークな仕掛けが施されている。

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