茶の湯の世界でおもてなしの心を 日本橋三越本店で「彩り茶会」が開催中

2017年 8月 25日 17:00 Category : Design

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 会期初日には、「茶の湯をもっと自由に!もっと愉しく!」をコンセプトに、自由な感性で茶の湯の世界を提案する茶人、裏千家茶道准教授の松村宗亮氏らによる、極上のおもてなしに溢れた茶会パフォーマンスが開催された。


 オープニングイベントとして、本館一階で行われたのは、現代“茶の湯”パフォーマンス~「妖―AYAKASHI―」のライブパフォーマンス。松村氏によるお茶のお点前、HUMAN BEATBOX日本チャンピオンのKAIRI氏のクールなHUMAN BEATBOX、陶芸家の金理有氏のろくろパフォーマンス、書道家万美氏の書。四者のコラボによる圧巻のライブパフォーマンスは、来場者の目を釘付けにしていた。このとき万美氏によって描かれた書は会期中、円窓や掛け軸、お道具、ジオメトリックな枯山水文様とファッションをかけ合わせた、会期中限定のしつらえとともに、日本橋三越本店のウィンドウでみることができるので注目して欲しい。


 さらに、中央ホール天女像前広場では、松村氏の茶の湯の世界を表すアヴァンギャルドなパフォーマンス「妖―AYAKASHI―」をフルラインナップで再現。KAIRI氏のボイスパフォーマンス、万美氏のダイナミックで繊細な書のパファーマンス、陶芸家金理有氏の陶芸が、懐かしくも現代的な茶の湯の世界観の中で見事に融合。大観衆の前で、時代や空間を越えていくような幻想的な茶の湯パフォーマンスを繰り広げた。


 中央ホールでは、「彩り茶会 新しい道具のカタチ」として、京都の富宏染工の手になる京友禅のインテリア茶箱や、井堂雅夫氏による版画などが展示販売され、注目を集めていた。京都の和詩倶楽部の懐柄紙は、可愛らしい縁起物の柄が入った懐紙。懐紙としてだけではなく、折り紙のように折って手製のポチ袋としても使える。ぴょんぴょん堂による京懐紙は、和紙に防水加工を施し木版手摺りを施したもので、工芸品のような佇まいが素晴らしい。

 本館6階美術フロアで開催された、グラスでたのしむ立礼茶会では、先着10名に、松村氏自ら作家物のガラスの器に冷たいお抹茶を略式で点てる、スペシャルイベントも行われ、松村氏がたてた抹茶を味わい、ひと時の涼の時間を風情豊かに愉しんだ。


 本館5階リビングフロア「スペース5」では、抹茶や紅茶、コーヒーを用いたおもてなしのスタイルを提案するコーナーも。会期中週替わりでさまざまなお茶のスタイルを楽しむためのセミナーも開催する。

 野点を楽しむためのブランド“NDT”のブースでは、野点を楽しむためのさまざまな道具や器、ファッションアイテムも手に入れることができる。

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