茶の湯の世界でおもてなしの心を 日本橋三越本店で「彩り茶会」が開催中

2017年 8月 25日 17:00 Category : Design

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 8月26日(土)午後2時と午後4時の2回、本館4階呉服フロア イベントスペースでは、「ちょっと"一福"茶会」(参加費540円・各回先着10名様・予約順)と題して、新しい時代のためのきものブランド、サラサ・デ・サラサ主宰の伊丹宗友氏による、気軽に楽しめるお茶会体験が開催される。8月27日(日)には、午後2時と午後4時の2回、本館4階呉服フロア茶室では、「華むすび学校~茶の湯とキモノのイロハ~」が開催。裏千家教授でもある伊丹氏に、茶道に関する勉強からファッションとしてのきものについて、気軽にご相談できる(参加費540円・各回先着5名様・予約順)
予約・問い合わせ:Tel 03-3274-8328。

松村宗亮氏インタヴュー


――新しい茶の湯の世界を提案をするようになったきっかけを教えてください。

 もともと茶の湯の世界にいたわけではなかったのですが、お茶の世界は厳しい世界だと思っていました。ですがお茶の世界に触れる様になると、伝統的な部分だけでなく、現代的で革新的な部分もあることが分かってきました。たとえば安土桃山時代に利休がしていたことは、当時ではとても前衛的なことをしていたわけです。それで私自身まず伝統的な茶の湯の世界を勉強しなきゃと思い、まず京都で3年間裏千家の専門学校で学びました。と同時に先程お話させていただきましたように、利休さんの革新的な茶の湯の世界への猛烈な憧れがありました。そこで、今の時代に、自分だからできる表現方法で茶の湯の世界を伝えていきたいと思うようになりました。

――現代のお茶の世界に対する問題意識もあったのでしょうか?

 純粋に危機感がありました。茶の湯の人口が減ってきていることもありますし、私自身としてはこんなに楽しい茶の湯の世界を、今の若い人たちにもまずは知ってもらいたいと思い、そのきっかけとして、ひと目でお茶ってカッコイイと思ってもらえるような方法を模索していきました。若い人にとってお茶を飲む機会も減ってきていますし、抹茶って苦いって若い人は思っているみたいで。抹茶は美味しいですし、海外の方にはパワーフードとして注目されています。2020年には東京オリンピックも控えていて、これからますます需要があるのではないかと思っています。

――今回の日本橋三越本店とのコラボに際して感じたことを教えてください。

 100年ほど前、日本橋三越本店には「空中庵」という屋上茶室があったと聞き、お茶と百貨店の関わりはとても深いものがあるのではとあらためて思いました。お茶も百貨店も主人がお客様をもてなす気持ちが基本にあり、それと四季や季節感を大切にしているところ、新しさを追求しているところなどに共通点を感じました。

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