茶の湯の世界でおもてなしの心を 日本橋三越本店で「彩り茶会」が開催中

2017年 8月 25日 17:00 Category : Design

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――オープニングイベントとして行われた、「妖―AYAKSHI―」のパフォーマンスも素敵でしたね。

 ありがとうございます。やきものも書も茶室には欠かせないものですし、ビートボックスというものは元々西洋から来たものですが、呼吸、口、音とシンプルな身体表現ですよ。お茶のお点前も海外の人や美術の世界の方にみていただくと、一種のパフォーミングアートだと評価していただきます。お茶もビートボックスと同じように身体表現でもあるんですね。そのある種古典的でもある、陶芸、書、お茶、そしてビートボックスの交わりは、それぞれの世界に新しい感覚をもたらしてくれるのではないでしょうか。

――松村さんは今回もガラスの器とお茶とのコラボがありましたが、美術家とのお茶道具とのコラボだったり、パフォーマンスだけでなく、道具に対するこだわりにも茶道の世界を革新しているイメージがあります。

 利休さんの時代の茶の湯の道具はとにかくカッコいいんです。今では名品あるいはクラッシックと言われていますが、当時としては新しい、革新的な道具だったんですよね。それを模倣するのもいいのですが、それはそれで個人的には悔しい思いもありました。器にしても、現代の作家さんとコラボレーションして、新しい茶器を生み出していきたいと思っています。そこにこそ時代性があってもいいと思うんです。これがまた未来の新しいクラッシックになれたら嬉しいですね。

――今回の日本橋三越本店の彩り茶会はどのようなイメージで提案されていますか?

 まさに百貨店の名前の通り、各フロアには、ファッション、お化粧道具、装飾品、暮らしの道具や工芸まで、生活を彩るさまざまなものが店頭に並んでいます。お茶にも同じように、伝統に根ざしたもの、今だからできること、おもてなし、コミュニケーションなど、多種多様な楽しみ方があります。今回「彩り」というテーマをいただき、楽しい企画を作っていけたと思っていますので、ぜひ皆さんにも日本橋三越本店に足を運んでいただき楽しんでいただければと思っています。

 会期中には松村宗亮氏による茶会などのイベントも行われるので、ぜひウェブサイトでチェックしていただきたい。

 日常の楽しみとして生まれたお茶が、茶の湯のとして文化にまで高められ、そして日本人ならではの、おもてなしの精神を具現化するものとして世界的に知られるようになっているいま。秋の新しいファッションや暮らしのシーンをイメージしながら、心彩るおもてなしの心に溢れた「日本橋三越 彩り茶会めぐり」で、一服のお茶を味わうひとときを楽しんでみてはいかがだろうか。(文・加藤孝司)

「彩り茶会めぐり」
会期:2017年8月23日(水)〜9月5日(火)※8月29日(火)は店舗休業日
受付:日本橋三越本店 本館1Fライオン口

http://www.mitsukoshiguide.jp/irodorisai/

PR:日本橋三越

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