災害時、デザインは何ができるか?を考えた展覧会

2007年 5月 18日 21:39 Category : Design

このエントリーをはてなブックマークに追加

 いざというとき、災害時、身の回りにあるプロダクツが命を救う綱になる。デザインの力はこれを可能にするのではないか? そんなテーマに取り組んだのが「Exit to Safety−デザインにできること」展だ。


 展示の目玉は二つ。一つはプロによる被災者の体験談や災害の記録をふまえたワークショップの成果からうまれた作品制作を報告、また二つ目は若手デザイナーや学生による防災グッズのコンペの結果をモデル化した。

 ワークショップからは、こんな作品が生まれた。


【IZAt/Immediate Zip Aid Tarp(野老朝雄 + 今北仁)】
上の写真は、防災用の衣類でもあり、つなぎ合わせてさまざまに使えるというもの。

「つながる床であり、壁であり、屋根である平面衣服で、環境に応じ、羽織ったり仮設空間をつくることができます。一枚だけ閉じると個人用最小限空間、数枚を組み合わせると複数の人達のための空間ができます。四辺をつなげることと、包む、絞る、折る等の行為により「正方形の布」が持つ、多様な可能性を引き出します」

 クマの人形の中に、水のボトル。これは災害時に最も大切なものの一つ「水」を普段の生活で共に暮らす「ぬいぐるみ」に入れて、水と人間との関係を考え直そうという提案である。

【Spring Bear (スプリング・ベア) 石井洋二(サン・アド)】

Related article

  • 世界で活躍するデザイナー、ミラノサローネで夢を語る
    世界で活躍するデザイナー、ミラノサローネで夢を語る
  • ルイス・ポールセンからLEDのデザイン照明
    ルイス・ポールセンからLEDのデザイン照明
  • フォトギャラリー:「harman/kardon GLA-55」
    フォトギャラリー:「harman/kardon GLA-55」
  • 天才画家『エミリー・ウングワレー展』初開催。
    天才画家『エミリー・ウングワレー展』初開催。
  • フォトギャラリー:フィリップ・スタルクがデザインしたHDD
    フォトギャラリー:フィリップ・スタルクがデザインしたHDD
  • 【レポート】伊東豊雄さんデザインのカトラリーを本人と使ってみる
    【レポート】伊東豊雄さんデザインのカトラリーを本人と使ってみる

Prev & Next

Ranking

  • 1
    フォトイメージングエキスポ2007
  • 2
    レイングッズだから楽しめるド派手カラーの雨の日アイテム
  • 3
    今週末見るべき映画「1001グラム ハカリしれない愛のこと」
  • 4
    ドワネルさんがおすすめする、夏のさわやかワイン
  • 5
    ドイツのデザイン家電が100台!ミーレのショールームが目黒に
  • 6
    大人の炭酸で乾杯したい「トゥモローランド」
  • 7
    シュールに歪んだデビアス銀座が3/20オープン
  • 8
    現代アートの最先端から次世代の「視点」を見る、森美「六本木クロッシング2013展」
  • 9
    中島かずき氏インタビュー|どんなときでも、とりあえず手を動かす
  • 10
    2018年12月15日~2019年2月2日(土)Ahn Jun「One Life」展 CASE TOKYO

Excite ism :

このエントリーをはてなブックマークに追加