数値制御切削機を用いた木製筆記具、MACINARI(マキナリ)

2007年 6月 20日 11:28 Category : Design

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 先日開催されたインテリア業界の見本市「インテリアライフスタイル展」。同展で発表され、話題を呼んだステイショナリーがいよいよ発売される。

 まずは、イデアインターナショナルの「TAKUMI」シリーズのステイショナリー「MACINARI(マキナリ)」。これは、北海道旭川在住の職人・鈴木鵬生(すずき ほうせい)氏の類いまれなる技術により実現した、木製の筆記具だ。

【写真上:ボールペン、写真下:シャープペン、ともに価格は同じ。 メイプル、ウォルナット ¥3,150 アマレロ、チューリップウッド、パープルハート¥3,750】


 木製の筆記具というと、どうしてもクラフト感のあふれる職人仕事をイメージしがちだが、これは違う。NC(数値制御切削機)を用いて、工業製品さながらのプロダクトを作り出す。ブランド名は「Machinery=機械」をアレンジして名付けられた。


 「木という素材を特別視せずに、他の素材と同様に生活の中に入り込んでもらいたい」という鈴木氏の思いが込められたこの筆記具は、シャープな外見とは裏腹に手に持つとやはりやわらかな木独特の質感が宿る。


 素材は、メイプルやウォールナット、チューリップウッドなど全部で5種類。木材はすべて無垢の状態で塗装や染色を一切行わず、クリップ部分には黒檀をあしらうなど、替え芯以外はすべて木製というこだわりようだ。

 工業製品に慣れ親しんできた世代の読者は、「ぬくもりのある木製の質感は好みだが、ビジネスで使うのに工芸品のようなデザインはやぼったい」と思う人も少なくないだろう。そういう方にぜひおすすめしたい、今の時代に合った木製筆記具である。

お問い合わせ:Idea Frames表参道 tel.03-5410-1270

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