「eating + design:デザインにできること2」展

2008年 10月 30日 11:00 Category : Design

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 「eating + design:デザインにできること2展」が、10月24日より東京・六本木のアクシスギャラリーで開催されている。本展は、社会的な問題をデザインの視点から考える「デザインにできること」の第2回目の企画。今回はオランダのデザイナー、マライエ・フォーゲルサングにスポットをあて、「人間が食べること」の意味を問いかける内容となっている。

 まさに食の安全に関するニュースが日々報道されるなかでの開催となったわけだが、マライエにとっては日本での初の個展となる、記念すべき展覧会だ。

マライエ・フォーゲルサング Photo: Nacasa & Partners

 まず会場に入って目に飛び込んでくるのは、まるでカラーチャートのようにテーブルに食べ物が並んでいる図。これは、ニューヨークのクリニックの依頼によってマライエが作成したプロジェクトで、肥満児のための食物に関するプログラムだ。


肥満児のためのコンセプト

 よく見ると、各色の説明に「赤い色は、エネルギーと活力を与える」「黄色の食べ物は、幸福感をもたらす」「黒い食べ物は、規律や統率力を高める」など、食材の色にポジティブなイメージを結びつけ、単に「カロリーが高い」や「脂肪分が多い」などの情報ではなく、食べ物に関する楽しいイメージを与える内容となっている。大人が読んでも、目からうろこの内容もちらほら。ついつい手を伸ばして食べたくなってしまいそうな、楽しい展示だ。

 その下の写真は牛乳のテイスティングコーナー。実際にその場で牛乳を試飲したのち、それらがどのような製法で作られたものなのかを明かしてくれるプログラムだ。プログラムの最後には、真っ白な牛乳パックに自分の牛乳に対する想いのたけを記入することができる。こういった参加型の楽しい試みは、彼女のインスタレーションのいたるところに見られる


牛乳のテイスティング

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