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アントニオ・チッテリオインタビュー、私は本当に「ふつうの人」

2009年 9月 29日 20:00 Category : Design

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—自宅と事務所のあるミラノでの生活は、どんなものなのでしょうか?

 シンプルライフですよ。朝6時半に起きて、子どもと朝食をとります。オフィスには歩いていきます。とても大事なことです。発見があるし、体を使うことでわかることもあります。歩くってとてもラグジュアリーな行為です。8時半にはオフィスに着いて、遅い時は20時半まで仕事をします。


チッテリオ氏のミラノオフィス

—では夕飯は家族とご一緒に?

 もちろん、できる限りそうしています。

—すばらしいですね。

 え、どうしてそれがすばらしいことなの? 日本ではお父さんは夕食を家族と食べないことが多いの?(笑)

—残念ながら、多いです。

 僕はストレスフリーであることを心がけています。仕事がどんなに大変でも、眠る前には全く何も考えない。よい眠りだけを意識します。

—アイディアに詰まることもあるのでしょうか。

 いつも霧の中ですよ。暗中模索です。でもなんとなく緩やかに障害物を避けていきます。気持ちをいつも安定させるようにしています。実はときどき、オフィスで怒鳴ったりします。それなのに、なんで怒鳴ったのか、数分後には忘れてしまうんですよ(笑)。


 「ふつうの人でありたい。私はあくまでも仕立て屋、主役は暮らす人であり、クライアントである」。そんな謙虚な言葉を何度も繰り返すチッテリオ氏。

 あれだけの質と量のデザインを手がける偉才から、デザインへの情熱を心の奥に秘めた、落ち着いた物静かな人柄が、伝わってきた。

アントニオ・チッテリオ特別講演「建築家の仕事」

取材/本間美紀 撮影/遠藤宏

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